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2013年4月22日(月)

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  • 米政府当局はボストン・マラソンの容疑者ジョハル・ツァルナレフに対し、黙秘権や弁護士の立会いを認める「ミランダ権利」の読み上げを先延ばしにする公安例外規定を適用しました。この動きは論争を巻き起こしています。オバマ政権は過去にも、2010年の一方的な公安例外規定の拡大後にミランダ権利を後退させたとして非難されています。共和党議員の一団もツァルナレフを「敵性戦闘員」として拘束することを要求していましたが、オバマ政権は軍事法廷ではない通常の裁判を行うことを示唆しました。憲法専門の弁護士でガーディアン紙コラムニストのグレン・グリーンウォルドにこの事件をめぐる法的側面について話を聞きます。「(ツァルナレフを敵性戦闘員として拘束するという)リンジー・グラハムの極論か、米国民を米国内でなんらかの容疑で逮捕した場合、刑務所に入れる前に起訴し弁護権を与えるという当然行われるべきことをオバマ大統領が行ったことを評価する、というまっぷたつの議論になっているのは何だか奇妙な話です。論議されているのがこの2つの極論だということ自体が、われわれの現状をよく物語っていると思います」とグレンは話します。

  • マイケル・ラプスレイ神父は、自らの身に起きた悲劇を平和と許しの高らかな呼びかけに変えた、南アフリカの元反アパルトヘイト活動家です。1990年、ネルソン・マンデラが釈放された3か月後、当時のデクラーク政権がラプスレイ神父に2冊の宗教雑誌が入った小包を送りました。その雑誌の1冊の中には高性能の爆弾が入っていました。ラプスレイがその雑誌を開いたところ、彼の両手は吹き飛ばされ、片方の目が損なわれ、重度のやけどを負いました。ラプスレイ神父は南アフリカのケープタウンにある暴力と拷問の被害者のためのトラウマセンターで働き始めました。この施設は、デスモンド・ムピロ・ツツ大主教率いる真実和解委員を支援する施設でした。ラプスレイ神父に彼の生涯とボストンが先週の爆弾事件からどう立ち直るかについて話をききます。「立ち直るまでの道のりは、被害者から生存者へ、そして勝利者へと、力を取り戻すことです。もし私が恨みと苦しみそして復讐心で自分を埋め尽くしていたら、彼らに肉体は殺されなくても、魂を殺されたことになってしまう、と気づいたのです」とラプスレイは語ります。

  • デモクラシー・ナウ!のアースデー特集では、気候変動活動家のティム・デクリストファーに21か月の服役後初のインタビューを行います。デクリストファーはブッシュ政権によるユタ州の石油・天然ガス採掘権売却の最後の瞬間の動きを阻止し、2008年の競売を妨害したとして有罪判決を受けました。入札者になりすまし、石油・天然ガス採掘から土地を守ろうとして、2万2000エーカーの土地の採掘借地権を落札しました。競売自体はその後中止され、違法であると判断されましたが、デクリストファーの弁護団は、陪審員にそのことを伝えるのを認められませんでした。この事件をテーマにしたドキュメンタリー 「Bidder 70」(『入札者70番』)が、彼の釈放とアースデーを記念して今日全米で公開されます。気候正義団体「ピースフル・アップライジング」の創設者、ティム・デクリストファーに、彼の身に起きた試練、新たな自由、そして気候正義運動のために引き続き積極的に行動していくための計画について話を聞きます。

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