« 前  

2013年2月26日(火)

  次 »
  • 予算の「強制削減」(sequestration)として知られる850億ドルの包括的歳出削減が3月1日に発動される予定です。新たな調査によって、ピーター・ピーターソンをはじめとする億万長者らが、経済や国家債務、社会福祉についての全国的な論調をいかに作り変える手助けをしてきたかが明らかになりました。2007年から2011年、ピーターソンは、自らのピーター・G・ピーターソン財団に個人的に5億ドル近くをつぎ込み、社会保障とメディケア(高齢者向け医療保険)、メディケード(低所得者医療扶助)を削減する一方で、企業と富裕層には税制優遇措置が与えられるよう議会に圧力をかけました。その舞台としてピーターソンが主に利用したのは、「債務解決キャンペーン」(The Campaign to Fix the Debt)です。この運動は、市民主導の取り組みと捉えられていますが、批評家らは企業集団の隠れみのであると言います。この運動はゼネラル・エレクトリック、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスと直接結び付いています。ピーターソンは、リーマン・ブラザーズの元会長兼CEOで、非公開投資会社ザ・ブラックストーン・グループの共同創立者です。ネイション誌のジョン・ニコラスと、「メディア民主主義センター」(Center for Media and Democracy)のリサ・グレーブスに詳細を聞きます。

  • 過去50年の間、政治的および個人的な権利の拡大と地位の向上を通して、女性たちがいかに米国を形成してきたかの物語を伝える、新ドキュメンタリー映画について見ていきます。Makers: Women Who Make America(『メーカーズ:アメリカを創った女性たち』)という題名のこの作品は、PBS放送で3時間スペシャルとして2月26日に初放映されます。メリル・ストリープがナレーションを務める同作品は、50年前の1963年2月に出版されたベティ・フリーダンの『新しい女性の創造』から1991年のアニタ・ヒルとクラレンス・トーマスのセクハラをめぐる公聴会まで、女性運動について検証しています。『メーカーズ』は、グロリア・スタイネムやオプラ・ウィンフリーといった伝説的人物から、キャサリン・スウィッツァーら、あまり知られていない開拓者の物語も伝えます。スウィッツァーは1967年、女性として初めてボストンマラソンに公式に登録して走りました。当時、競技運営のトップが彼女をレースから強制的に除外しようとし、彼女の参加が大きく報道されました。彼女は結局完走しました。

  • イスラエルの刑務所内でパレスチナ人が死亡した事件を巡り、ヨルダン川西岸で抗議行動が拡大しています。個人的な悲劇を経験し、平和活動に身を投じたイスラエル人とパレチナ人の父親2人に話を聞きます。それぞれの娘を殺されたバッサム・アラミンとラミ・エルハナンは、後に団結することになります。アラミンの娘はイスラエル軍将校の手によって、エルハナンの娘はパレスチナの自爆攻撃によって命を落としました。かつては、それぞれの大義のために献身的に戦った二人でしたが、娘が殺害されて以来、暴力を否定し平和運動の指導者的存在になりました。彼らの物語は、ニッサン・カッツとシェリー・ハーモンが製作したWithin the Eye of the Storm(『嵐の目の中で』)という新ドキュメンタリー映画の中で語られています。パレスチナ占領地で第3次インティファーダ(反イスラエル闘争)の可能性が指摘される中、アラミンとエルハナンに、彼らが共に経てきた道筋と、イスラエル人とパレスチナ人双方がイスラエルの占領に対する非暴力蜂起に参加するべきだと彼らが信じる理由について話を聞きます。

Syndicate content