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2013年1月24日(木)

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  • 中絶手術の合法化につながった、画期的なロー対ウェイド裁判から40年が経ちましたが、新作ドキュメンタリー映画”After Tiller”(『ティラー医師に続く』)では、米国内でわずか4人となってしまった妊娠後期の中絶手術を行っている医師の姿が描かれています。2009年、4人の医師と志を同じくするジョージ・ティラー医師がカンザス州ウィチタで、教会の礼拝に出席したところを暗殺されました。この映画に登場する4人の医師も、脅迫や嫌がらせ、必死で中絶手術を求めてくる女性たちが語る物語を聞く精神的な重圧に立ち向かってきました。この作品を共同監督したラナ・ウィルソンとマーサ・シェーンに話を聞きます。

  • 新作ドキュメンタリー作品"Gideon’s Army"(『ギディオンの戦士たち』)は、米国深南部で、若き公選弁護人たちが、低報酬と長時間労働、膨大な担当件数に堪えながら、貧困層の弁護を務める様子を描いています。この映画のタイトルは、刑事事件で被告人が経済的に弁護費用を払うことができない場合も、弁護士を依頼する権利があると定めた1963年のギディオン対ウェインライト訴訟における、最高裁の画期的な判決に由来しています。監督と制作を務めたドーン・ポーターと、ジョージア州公選弁護人でこの作品に登場するトラビス・ウィリアムス弁護士に話を聞きます。

  • 今年のサンダンス映画祭では、アメリカや海外発の長編ドキュメンタリー作品28本が参加しています。テーマもウィキリークスの裏側から、中絶、エジプト革命、移民問題、アメリカの秘密戦争など様々です。2013年アカデミー賞のドキュメンタリー作品賞にノミネートされた5作品『壊された5つのカメラ』、”The Gatekeepers”(『ゲート・キーパーズ』)(注:6人の元イスラエル秘密警察官へのインタビュー)、”How to Survive a Plague”(『伝染病と闘う』)(注:エイズに取り組んだ草の根運動家の姿)、”The Invisible War”(『見えない戦争』)(注:米軍女性兵士のレイプ被害との戦い)、『シュガーマン 奇跡に愛された男』は、すべてサンダンス映画祭で初上映されました。サンダンス・インスティテュートのドキュメンタリー映画プログラムと、サンダンス・ドキュメンタリー映画基金(The Sundance Documentary Fund)の代表を務めるカーラ・マータスに話を聞きます。「私たちは世界中でおきている独立系ドキュメンタリー運動を支援しています」とマータースは語ります。

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