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2012年12月20日(木)

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  • セントルイスで父と兄弟を銃による暴力で失い、後に家庭内暴力の被害も経験したゴールディ・テイラーは、自分の身を守るために銃を購入しました。ニュータウン銃乱射事件の3日後、12月17日テイラーは「父と兄弟を殺されてから、銃を持っていることで安心感がありました。でもいよいよ手放す時が来たと思います」と書きました。オバマ大統領が銃規制へ乗り出すと公言するなか、テイラーに、彼女自身の経験と、コネチカット州ニュータウンから、シカゴの街頭まで、遍在する銃暴力について話を聞きます。シカゴでは、500人近くが2012年一年で殺されましたが、そのほとんどが銃によるものです。テイラーはMSNBCのコメンテーターで、ブログサイト「ゴールディ・テイラー・プロジェクト」(The Goldie Taylor Project)の編集長でもあります。彼女は、大手メディアに、人種や経済階級やジェンダーに関係なく、銃がかかわる全ての殺人事件について、もっときちんとした報道をするよう呼びかけます。

  • 11月、ルイジアナのKTBSテレビ局は、彼女の生来の短い髪型に対する視聴者からの批判にフェイスブック上でコメントを返した、アフリカ系アメリカ人のテレビ気象予報士ロンダ・リーを解雇しました。リーは、「あなたのいう『黒人の女の人』とは私のことですね。カーリーな私の黒人独特の髪型がお気に召さないとのこと、残念に思います。それからショートにしているのは、癌だからではありません。……私は髪を含めて、自分のアフリカ系アメリカ人の血をとても誇りに思っています。……自分に対してもきちんと自信がありますし、外見に気後れを持ったことはありません。女性にも色々な体型の人がいて、様々な国の出身の人がいて、美の基準も多様です。成長過程にある少女たちに、それぞれの生まれつきの肉体と髪の毛に誇りを持つよう手本を示すのは、自分にできる社会貢献の一つだと思っています」と書きました。リーに今回の解雇について、またこの件がインターネット上で広まってから全米より寄せられた彼女への絶大な支持について話を聞きます。

  • 今では、店舗の5つに1つがメキシコにあるという、巨大企業 ウォルマートの、同国での事業拡大に絡む大規模な贈賄スキャンダルで、新たな事実が明らかになりました。2012年のはじめに、この贈賄スキャンダルを暴露したニューヨーク・タイムズ紙が、今度はウォルマートが思い通りにビジネスを展開するために使った贈賄の手口を詳細に取材するため、メキシコの大小の街をいくつも取材しました。ピュリッツァー賞受賞歴のあるニューヨーク・タイムズ紙記者で、この記事を執筆したデビッド・バーストウに話を聞きます。バーストウの記事がきっかけで、司法省は現在、ウォルマートが、米企業が海外当局者に賄賂を渡すのを違法とした海外汚職行為防止法に違反したか検討しているところです。

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