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2012年12月18日(火)

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  • コネチカット州ニュータウンでは、12月14日のサンディフック小学校での銃乱射事件で殺された26名の犠牲者の最初の葬儀が取り行われました。17日には、共に6歳だったノア・ポズナーとジャック・ピントが、小さな棺に納められ埋葬されました。ニュータウンでの無差別大量殺人を受け、何名もの銃所持賛成派の議員が、銃器販売規制への反対の姿勢を和らげるつもりがあると表明しています。ニュータウン乱射事件が、銃に対する考え方を変えるきっかけとなるのでしょうか?

  • 12月14日にニュータウン銃乱射事件では27名が犠牲となったばかりですが、もうひとつのニュータウン、オーストラリアで1996年に35名が犠牲となった銃乱射事件がおきた町の場合を検証してみましょう。ポートアーサー銃乱射事件として知られる悲劇が起った僅か12日後、オーストラリア政府は、銃規制法を制定するという超党派の合意を発表しました。以来、銃乱射事件は起っていません。国際的銃器取引規制活動家で、ポートアーサー乱射事件後、オーストラリアの銃規制法改革キャンペーンの先頭にも立ったレベッカ・ピータースに話を聞きます。ピータースは画期的な報告書となった「米国の米規制:州単位の銃器法の比較調査」を、ニューヨークのオープン・ソサエティ・インスティテュート(Open Society Institute)との協力でまとめました。

  • 伝説的な映画監督マイケル・ムーアが、ニュータウン銃乱射事件発生から数時間後におこなったスピーチの一部を紹介します。ムーアは2002年にドキュメンタリー映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」で米国の銃暴力を描き、アカデミー賞を受けました。12月14日夜、ニューヨーク市で行われたイベントで、ムーア監督はサンディフック小学校の銃乱射事件について語りました。ビデオは映画製作者ローナ・タッカーが提供してくれました。

  • 12月14日に発生したニュータウンの銃乱射事件で、児童20名と大人7名の、合計27名が犠牲になって以来、全米ライフル協会(NRA)は沈黙を守っています。強力な圧力団体である同協会は、米国における容易な銃器の入手が守られるよう議員たちにずっと圧力をかけてきましたが、そのため、法改正を阻んでいるのはNRAだとの声が多数上がっています。「責任ある政治のためのセンター」(Center for Responsive Politics)によれば、NRAは今年だけで220万ドルを連邦議会へのロビー活動に費やしました。比べて銃規制派のロビー活動に使われたのは18万ドルのみです。NRAが権力と富にものを言わせ、長期に渡り銃規制法案を挫折させてきた様子を、詳細に追跡してきたリサ・グレーブスに話を聞きます。グレーブスは、NRAがその影響を浸透させるため、企業中心大国米国の各州で法案を起草し、草案作りを助ける秘密組織「米国立法交流評議会」(ALEC)を主要な手段として使った経緯を記録してきました。グレーブスはクリントン政権下の司法省で司法副長官補を務め、全米の銃についての政策を担当しました。

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