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2012年11月28日(水)

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  • 3 週間前のミット・ロムニーの敗北後、共和党は混乱状態にありますが、本日は共和党選挙参謀の中でもかつて最も影響力のあった1人をゲストに迎えて番組を始めましょう。1969年、ケビン・フィリップスは時代を画する本 The Emerging Republican Majority(『台頭する共和党多数派』)を書きました。ニューズウィークはこの本を「ニクソン政権の政治的聖書」と表現しました。その後、ブッシュ 一家やウォール街、アメリカの神政政治に関する一連のベストセラーを出した後に、フィリップスはいま新著1775 : A Good Year for Revolution(『1775年:革命に絶好の年』)で米国にとって英国への革命を意味した独立戦争のルーツについて振り返っています。「1770年代中盤にアメリカを動かしたもの、そのとき に何が起きたのか、それはある意味、現在にも通じる事柄なのです。というのも、前進するには、時にはとても賛成できないような政策がたくさん存在する必要があるということがあのときにわかったんですね。耳に心地いいスローガンを並べたて、差異のことごとくを常套句に置 き換えて、問題はない、アメリカはうまくいっていると取り繕ったところでどこにも行きつけないのだと、あのときにわかったんです」とフィリップスは言います。「アメリカはうまくいっていません。アメリカはあの勇気を取り戻す必要があるんです。厳しい強硬手段についても歯にきぬきせず進んで話そうとしていた時代のあの勇気 のいくぶんかを」

  • 衝 撃的な新作ドキュメンタリー映画がかつて「世紀の犯罪」と呼ばれた事件を検証しています。いわゆる「セントラルパークの5人」たちの記録です。この事件を 知っている人も多いでしょう。しかし投獄された男性たちが結果的に無実だったことはあまりにも知られていません。ニューヨーク市のセントラルパークで白人 女性を殴打しレイプしたとして黒人とラティーノの十代の少年たちが1989年にいかにして逮捕されることになったのかをこの映画は教えてくれます。当時のメディアは、 加害者として非難されたこの少年たちのグループを人種的な隠喩を含んだ「ウルフ・パック(オオカミたちの一群)」と呼ぶなどして、あらかじめ有罪として報 道していました。ドナルド・トランプは市内の新聞4紙に全面意見広告を出し、死刑制度を再開しよう、そうしたら彼らを処刑できるからと訴えました。ところが 2002年に、彼ら5人の有罪は取り消されたのです。真犯人が出頭して罪を告白したのでした。7年から13年の禁固刑を受けていた5人はすでにだいたいが 刑期を終えていました。ニューヨーク市はいまや成人になった5人による10年越しの民事訴訟の和解を拒んでいます。そしていま市側弁護団はこの新作ドキュ メンタリーのために集められたフィルムを入手しようとしています。セントラルパークの5人のうちの1人であるレイモンド・サンタナとこの映画の監督サラ・ バーンズ、そしてジャーナリストのナタリー・バイフィールドに話を聞きます。

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