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2012年9月11日(火)

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  • 収賄罪で6年の実刑判決を受けたドン・シーゲルマン元アラバマ州知事が9月11日、 服役を再開するため連邦刑務所に戻りました。この有罪判決には異論が多く、政治的魔女狩りになぞらえられてきました。シーゲルマンや支持者たちは、彼は共和党が大多数を占めるアラバマ州で民主党に属していたためはめられたと主張します。そこに一枚かんでいたと言われるのはブッシュ政権下のカール・ローブ元大統領次席補佐官です。「誰も、犯罪ではないことで刑務所に行きたいはずがありません。それがカール・ローブによって仕組まれたものなら尚更です」と、シーゲルマンはコメントしました。「ブッシュ政権下で8人の連邦検察官が、政治的な動機で訴追するのを拒んだためローブ補佐官によって解雇されたことは誰もが覚えています。そして、ブッシュが任命しローブがチェックしたアラバマ州の連邦検察官が、政治的な訴追を行ったのです」。シーゲルマンはすでに9カ月以上の刑期を済ませています。1カ月は独房監禁、3週間は凶悪犯用の刑務所で過ごしました。服役するために刑務所に戻る数時間前のシーゲルマンに、ニューオーリンズのホテルの部屋で話を聞きました。

  • 公立校の教員らが25年ぶりのストライキに入り、シカゴの公立校は休校2日目を迎えています。シカゴではオバマ大統領の首席補佐官を務めた有力市長ラーム・エマニュエルが推進する教育改革をめぐって、およそ3万人の教員と補助職員らがストライキを行っています。9月10日には教員、保護者、学生ら数万人が、オバマ大統領の地元であるシカゴの街頭でデモ行進しました。シカゴから、デモラクシー・ナウ!の通信員ジャイサル・ヌーアに話を聞きます。

  • シ カゴの公立校の教員ストライキが2日目を迎える中、ジャーナリストで作家のクリス・ヘッジズに話を聞きます。 「シカゴの教員ストライキは、おそらくここ 数十年で最も重要な労組活動の一つであると言っていいでしょう」と、ヘッジズは言います。「今回勝利を得なければ、労組攻撃のために用意された雛形が全国で実行に移され、他の教員組合や消防隊員や警察官などの組合も標的になります。労働運動の最後の砦である公共部門労働者が攻撃されるのです」。ヘッジズはさらに、こう続けます。「反逆と抵抗のパラメータを決めるのは、いつも支配階級です。シカゴのストライキは、伝統的な労働運動と民主党がともに信用を失墜していることを明らかにしています。だからこそ、オキュパイ運動が非常に重要なのです」。ヘッジズは、イラストレーターのジョー・サッコとの共著Days of Destruction, Days of Revolt(『破壊と反抗の日々』)を発表したばかりです。

  • 新刊Days of Destruction, Days of Revolt(『破壊と反抗の日々』)の中で、ジャーナリストのクリス・ヘッジズとイラストレーターのジョー・サッコは、人間と天然資源が利用され、その後見捨てられた“生け贄地帯” である米国の最貧困地域を検証しています。ニューヨークタイムズ紙の元通信員のヘッジズは、9。11攻撃直後からグラウンド・ゼロで報道を続けました。 2002年、ニューヨークタイムズ紙が世界的テロの報道でピュリッツァー賞を受賞したとき、彼は同紙の取材記者チームの一員でした。過去10年、彼は米国 の状況を記録する有数の人材の一人になりました。9.11から11周年の今日、ヘッジズに9.11事件と米国の経済破綻地域を巡る旅について話を聞きます。「米国社会の中の最も反動的な勢力が、対テロ戦争の不安をあおり、かつて共産主義の脅威をあおったのと同じように、合法的な反体制派や権力構造への異論をことごとく押しつぶすための道具として利用してきたのです」と、ヘッジズは言います。

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