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2012年9月6日(木)

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  • サンドラ・フルークは米議会の公聴会で避妊への保険適用を支持する立場での証言を共和党から禁じられたことで、有名になりました。保守派ラジオトークショーの司会者ラッシュ・リンボーは自身の番組でフルークを「あばずれ」と呼び、彼女はセックスビデオをインターネットに流すべきだなどと発言しました。これを受けて、オバマ大統領はフルークに個人的に電話をし、激励の言葉をかけました。それから半年が経ち、フルークは、民主党全国大会の壇上で、5日夜のメインの時間帯に演説を行いました。リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する女性の自己決定権)を求める戦いとオバマ再選支持、そして女性の健康推進運動家としての自らの将来の計画についてフルークに話を聞きます。

  • リリー・レッドベター公正賃金法(Lilly Ledbetter Fair Pay Act)は、グッドイヤー・タイヤ&ラバー社で19年間男性従業員と同じ仕事をしていたにもかかわらず、40パーセントも少ない賃金を貰っていた女性従業員からその名前を取りました。レッドベターはグッドイヤー社に対し、賃金差別の訴訟を起こしましたが、最高裁判所は提訴が遅すぎたという理由で、訴えを退けました。5日の民主党全国大会で演説を行ったレッドベターに、職場内差別の被害者からオバマ大統領が最初に署名をした法案に名を残すまでの道のりを聞きます。

  • 半世紀以上の歴史の中で、投票権に対して立法府が仕掛ける最大の攻撃の波とも呼ばれている事態について 全米黒人地位向上協会(NAACP)代表ベン・ジェラスに話を聞きます。人口動態の推移により南部の有権者の票の重みが増しているなか、元南部同盟の11州のうち8州が2010年の選挙以降、投票に制限を加える法案を可決しています。これらの動きを推進してきた共和党は、投票者に民分証明書の提示を求める諸法は不正投票を防ぐのに役立つと説明しています。しかし、これらの動きは正式な身分証明をもっていない投票者を排除しようとするものであり、そのような有権者の多くは一般に民主党支持者だとし、政治的策略だと批判する人もいます。

  • 5日、民主党主導部が「神」という言葉を口にし「エルサレム全域はイスラエルの首都である」という見解を復活させ党綱領をごり押しで修正したため、民主党全国大会で論争が起こりました。問題となっている文言は2008年に綱領に盛り込まれていましたが、今週始めに可決された2012年の民主党政策綱領からは削除されていました。民主党全国大会議長のロサンゼルス市長アントニオ・ビラライゴサが、発声投票を発動、3分の2の多数をもって、これらの文言の回復が決まりましたが、これにはオバマ大統領からの強い要請があったと言われています。ビラライゴサは明らかに修正の即時決定を予定していたようですが、「反対」という声がとても大きかったため、結局彼は3回投票を促さなければなりませんでした。アラブ系アメリカ人協会会長で民主党全国大会の幹部代議員ジェームズ・ゾグビーに話を聞きます。また、ニューヨーク州選出ジェロルド・ナドラー下院議員、米国議会初のイスラム教徒議員、ミネソタ州選出キース・エリソン下院議員、ミシガン州民主党代表イスマエル・アーメッドにも話を聞きます。

  • 民主党への資金提供者のグループが、気候変動に関してもっと言及しない場合、オバマ大統領の再選に向けての選挙活動への経済的支援の一部を打ち切ると発表しました。およそ100の資金提供者らは、8月最終週にタンパで共和党の対立候補ミット・ロムニーが指名受諾演説の中で気候変動問題をばかにする発言をしたことに対し、オバマ大統領は真っ向から反論するべきだと主張しています。また、オバマ大統領は、6日の指名受諾演説を通じて、気候変動に積極的に取り組むという2008年の選挙の公約を再び主張するよう求められています。政治コンサルタントで、コンサルティング会社ブレイクスルー・ストラテジー&ソリューション代表のベッツィ・テイラーに話を聞きます。彼女は支援を打ち切ると表明している政治資金提供者のグループと仕事をしています。

  • オバマ大統領が民主党大統領候補の指名を受ける準備が進む中、チューレーン大学政治学教授で、「南部のジェンダー、人種、政治に関するアンナ・ジュリア・クーパープロジェクト」(Anna Julia Cooper Project on Gender , Race , and Politics in the South)の創設者、MSNBCで番組「メリッサ・ハリス=ペリー」の司会も務めるメリッサ・ハリス=ペリーと、公民権活動家でコロンビア州、サウスカロライナ州で地域運動を組織している、Waiting for Lightning to Strike : The Fundamentals of Black Politics(『落雷を待つ:黒人政治の原理』)の著者、ケビン・アレグザンダー・グレイの2人に話を聞きます。

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