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2012年8月29日(水)

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  • 共和党は15カ月近い予備選の攻防の末にミット・ロムニーを正式に大統領候補に指名しました。28日夜の共和党全国大会ではミット・ロムニーのアン夫人、ニュージャージー州知事クリス・クリスティー、ティーパーティー派に支持の厚いテッド・クルーズらが党の代議員や支持者聴衆を前に数時間にわたって演説を行いました。多くがこの夜の大会のテーマ「We Built It」(それを作ったのは我々だ)に基づき、オバマ大統領下で苦しむ小規模事業主や自力で困難を乗り越える移民家族の親たちのエピソードを語りました。これは7月に接戦州で繰り返し流された反オバマテレビ広告のテーマでもあり、カール・ローブのスーパーPACであるアメリカン・クロスロード(American Crossroads)が900万ドルを出して作成したものです。ダラス・モーニング・ニューズ紙の政治記者で、Bush’s Brain : How Karl Rove Made George W. Bush Presidential(『ブッシュのブレーン:カール・ローブがジョージ・W・ブッシュを大統領にした方法』)
    など3冊の共著を持つウェイン・スレイターに話を聞きます。

  • ミット・ロムニーは中絶を連邦法で禁止するという共和党の要求を受け入れました。これはマサチューセッツ州知事時代の見解とは明らかに異なっており、大統領指名候補になるために彼が大きく変更した数々の立場の1つとです。共和党全国大会で28日夜の特別演説者だったロムニー夫人のアンもまた自身の公的見解を変えてきました。ロムニー夫妻をよく知る人に「穏健派」から極右主義へのこの変身について話してもらいます。ソルトレーク・シティの市長だったロッキー・アンダーソンはミット・ロムニーとともに2002年のオリンピックのために共に働き、その後は互いが立候補した選挙で推薦し合いました。アンダーソンはいま独立系の正義の党(Justice Party)から大統領選挙に立候補しています。ほかに報道サイトの「ザ・ロー・ストーリー」(The Raw Story)事務局長メガン・カーペンティアも番組に参加します。

  • ソルトレーク・シティの前市長ロッキー・アンダーソンは新しく結成した正義の党(Justice Party)から大統領選挙に立候補しています。「レッド州」と呼ばれる強固な共和党支持州の出身でありながらも、アンダーソンは近年の米国主要都市の市長の中では最も進歩的な1人として知られています。2000年から2008年まで市長を2期務めたときも、アンダーソンはLGBT(性的少数者)の人権や環境の持続可能性、さらにイラク戦争に反対する反戦運動への積極的な擁護者でした。しかし、大統領選への第3党の候補者としての立候補は、民主・共和両党による連携した抵抗で妨害されてきたと彼は言います。「共和党と民主党が私たちの民主主義を妨げている」とアンダーソンは言います。「投票用紙に名前を載せることすら難しい。悪夢です」

  • 28日のフロリダ州タンパでの共和党全国大会の開会に伴い、数千人ものジャーナリストたちが取材に訪れました。しかし同時に、会場から離れた同市内の別の会議室では、11月の選挙で誰が勝てるかを決定づけかねない秘密会議が密室の中で開かれていたのです。ハフィントン・ポストによれば、28日に行われたある会議ではカール・ローブのアメリカン・クロスロード(American Crossroads)のグループや億万長者のチャールズとデイビッドのコーク兄弟の代理人たち、さらに米商工会議所が地元ホテルに集まって、オバマ大統領を倒すためにTV広告や有権者駆り出しのための追加資金数千万ドルを使うための調整を行っていました。調査報道ジャーナリストのピーター・ストーンに話を聞きます。彼がハフィントン・ポストに書いた最新の記事はRNC 2012 : GOP Shadow Groups Eclipsing Party In Tampa(『2012年共和党全国大会:共和党の影のグループがタンパで党に影を落とす』)です。

  • ハリケーン「アイザック」は米ルイジアナ州南部に上陸し、ハリケーン「カトリーナ」から7年を迎えるニューオリンズに向けて進路をとっています。カテゴリー1のハリケーンの風速は少なくとも時速80マイル(約129キロ)で大洪水を引き起こすと予想されています。ニューオリンズの堤防は再建以来最大の試練にさらされます。メキシコ湾沿岸全域に住む住民のうち少なくとも20万人以上がすでに停電に追い込まれ、5万人がニューオリンズからの避難を余儀なくされました。ワシントン・ポスト紙記者のマニュエル・ロイグ=フランジアにニューオリンズから話を聞きます。

  • 大統領指名候補だったテキサス州選出のロン・ポール議員の代表団を着席させるかどうかをめぐり紛争が起きました。ポール議員の代表団の半分を閉め出そうとする決定に対し、メイン州代議員の一部が激しく抗議し、会議場から怒りの退場をしました。抗議を支持する他州の代表団も、新しい席順規定は今後の選挙において草の根運動の候補者が選出されるチャンスを困難にするとものだと怒り、立ち上がって大声で抗議しました。現場に居合わせたデモクラシー・ナウ!プロデューサーのディーナ・グズダーがレポートします。

  • 副大統領候補ポール・ライアン議員は、今夜、指名受諾演説を行う予定ですが、その中で言及を避けるに違いないことのひとつは、米政府の対キューバ通商禁止への姿勢を変更したことです。ライアン議員は、50年にわたる通商禁止令を長年にわたり猛烈に批判しており、2002年には「中国政府との通商取り決めが上手くいっていると思うならキューバ政府とも同様のことができるはずだ。通商禁止令は効果がない。失策だ」と発言しました。当時のライアンの見解は共和党首脳部、特にマイアミのキューバ系有力共和党議員と大きく食い違っていましたが、彼らの見解について、ライアンは「賛同していないし、これからもすることはない」と言及しました。 しかし、ライアン議員が全国的な地位へ狙いを定めた時から、彼のキューバに対する考えは180度変わりました。ライアン議員のキューバに対する新しい見解について「責任あるキューバ政策同盟」(Alliance for Responsible Cuba Policy)代表のアル・フォックスに話を聞きます。フォックスは83回もキューバを正式訪問しており、米政治家を頻繁にキューバ訪問に送り込んできました。

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