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2012年6月12日(火)

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  • グアンタナモ収容所に現在、収監されている人々のうち半数は5年前に釈放許可が出ています。にもかかわらず、米連邦最高裁は、グアンタナモ収容者による新たな上告をいずれも棄却しました。11日に下されたこの裁定に対し、保守的なワシントン巡回控訴裁判所の手に収容者の運命が委ねられると批判の声があがっています。収容者の多くには釈放許可が出ているのにもかかわらず、控訴裁判所は、常に軍事裁判所に味方し、拘束者の釈放をすべて却下してきました。米連邦最高裁もまた、かつての「敵性戦闘員」であるホセ・パディーヤによるドナルド・ラムフェルド元国防長官への訴訟回復を却下しました。本日は2人のゲスト、憲法上の権利センター(Center for Constitutional Rights)のグアンタナモ・グローバル・ジャスティス・イニシアチブ(Guantanamo Global Justice Initiative)の弁護士、シャヤナ・カディダルと、調査ジャーナリストのアンディー・ワーシントンに話を聞きます。ワーシントンは、いまなお拘束中の169人の収容者の半数以上である計87人にオバマ大統領のグアンタナモ収容所審査委員会から保釈許可が出ていると報じ、「実質的に、(最高裁の今回の裁判決は)、10年以上前に始まったグアンタナモ収容所の訴訟を終わりを意味します。これまで地方裁判所では拘留者たちの提訴の3分の2が勝訴しましたが、ワシントン巡回控訴裁判所はそれに対する控訴で、地裁の判決をひとつ残らず覆してきました。そして、こうすることによって、勝訴は事実上不可能という基準を作りあげたのです」

  • 共和党大統領選候補のミット・ロムニーが同性婚反対の意思を表明してから数週間がたちましたが、ボストン・グローブ紙は、かつてマサチューセッツ州知事時代に同氏が、「『両性愛』や『トランス・ジェンダー』という言葉が入っているという理由でティーンエイジャーのためのいじめ対策の報告書を差し止めた」ことを明らかにしました。同紙は、ロムニーが同性愛者コミュニティを特定の対象とした州政策から距離を置こうとしたのはこの政策にとどまらなかったとしています。ボストンから、高名なLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア)の権利活動家でこのいじめ対策報告書の共同著者、元マサチューセッツ州知事憎悪犯罪対策委員会(the Governor’s Task Force on Hate Crimes)共同委員長のドン・ゴートン、そしてワシントンDCからは、この暴露記事の共同著者であるボストン・グローブ紙記者のクリストファー・ローランドに話を聞きます。

  • ホームレス支援団体、ホームレス連合(Coalition for the Homeless)の報告によると、ニューヨーク市内のホームレス・シェルターの入居者数は過去最高の43,000人にも昇っています。ホームレス者数のこの上昇は、ホームレスの家族が家賃を払え定住できる物件に移れるための支援を怠ってきたブルームバーグ市長の政策に原因があると批判されています。住宅支援者たちは、NY市の家賃補助制度「アドバンテージ」の打ち切りにより、8,000人もの補助金受給者らが立ち退きの危機に面し、問題は悪化したと話しています。もうすぐ自身の家を失いそうな補助金受給者数人に話を聞いたデモクラシー・ナウ!記者のチャンタル・バーマンのレポートをご覧いただき、支援団体ホームレス連合の政策アナリストのパトリック・マーキーに話を聞きます。

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