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2012年6月8日(金)

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  • 陸軍の内部告発者とされるブラッドリー・マニング容疑者が今週、公判前の予備審問のためにメリーランド州フォート・ミードの軍事法廷に姿を現しました。公の場に姿を見せるのは、2年前に逮捕されてからこれが3回目です。この24歳の上等兵はイラクやアフガン戦争に関する機密ファイルなど数十万点の公文書を内部告発サイト、ウィキリークスに漏洩した嫌疑がかけられています。弁護士側はマニングに着せられた容疑のうち10件の却下を求めるとともに、漏洩容疑に関連する数十万点の文書を証拠として開示するよう請求しています。マニングの予備審問を傍聴したケビン・ゴズトーラに話を聞きます。彼はブログFiredoglake.comで市民の自由を追求しています。

  • 新刊書Private: Bradley Manning, WikiLeaks, and the Biggest Exposure of Official Secrets in American History(『プライベート:ブラッドリー・マニング、ウィキリークス、そして米国史上最大の公的機密の暴露』)【訳注:Privateには「上等兵」の意味と「秘密」や「私事」の意味がある】は、オクラホマ州の小さな町で育ち、ゲイとして十代をすごし陸軍に入隊したマニングの人生の軌跡をたどっています。米国史上最大の情報漏洩事件の容疑者として起訴されるまで、彼は軍情報分析官として成功を収めていました。著者のデンバー・ニックスに話を聞きます。「いろんな意味で、ブラッドリー・マニングの物語はポスト9.11時代の米国そのものなんです」とニックスは言います。「(彼の)人生はアメリカのこの時代とぴったり重なっている。ちょうどゲイの人権問題が一般社会に認知されるようになったときに、彼はゲイでした。彼は陸軍に入り情報分析官になりましたが、それはちょうど米国の国家安全保障部門が肥大化し、いまだかつてないものに変質し始めていたときでした。……私たちは今、かつてないほど多くの人間が、かつてないほど大量の機密情報に、かつてないほどアクセスできる前人未到の世界に生きています。同時にそれはポスト9.11の外交政策、ディック・チェイニーの言葉を借りれば、闇の中で展開する外交政策の時代なのです。自分たちの政府が何をしているのか知るために、私たちはかつてないほど情報漏洩に依存しています。リークは避けがたいだけでなく、必要なことなのです。……ブラッドリー・マニングは途方もない量の機密情報にアクセスすることができました──漏洩したものよりももっと多くの機密に」

  • 新作ドキュメンタリー映画 Five BrokenCameras (『5台の壊れたカメラ』)はパレスチナの農夫エマド・ブルナトの物語です。彼は息子の成長記録のために最初のビデオカメラを手に入れました。しかしそのカメラは、彼の村ビリンでイスラエルの分離壁に抵抗する住民たちを記録することになりました。映画の進行につれて、自身の村の抵抗運動を撮影するバーナットのカメラは1台また1台と壊されたり銃撃されたりします。バーナットと彼の家族の経験に焦点を当てながら、映画はパレスチナとイスラエルの政治問題に翻弄される人々の人生を描きます。エマド・ブルナトと、共同監督であるイスラエルの映画作家ガイ・ダビディへのインタビューのパート2です。パート1はここをクリック

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