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2012年2月20日(月)

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  • 黒人歴史月間特集として、今日は伝説のピアニスト兼作曲家のランディー・ウェストン特集を1時間お送りします。ウェストンは、60年間にわたって、膨大なアフリカのリズムの遺産を取り入れた草分け的ジャズミュージシャンであり続けました。代表作には「リトル・ナイルス」、「ブルー・モーゼス」、「ハイ・フライ」など、そして1960年発売の「ウフル・アフリカ」はアフリカの独立運動とジャズ音楽へのアフリカ伝統音楽の影響を称える画期的な作品でした。ラングストン・ヒューズが書いた自由の詩から始まったこのレコードは、後にマックス・ローチやリナ・ホーンのアルバムとともに、アパルトヘイト(人種隔離)政策をとる南アフリカ政府によって発売禁止となりました。1961年、ランディ・ウェストンは、ニーナ・シモンと共に代表団の一員として初めてアフリカの地を踏みました。この旅はウェストンの人生を変え、1967年に彼はアフリカへ移住。2001年には、全米芸術基金が授与する最も栄誉あるジャズ音楽賞「ジャズ・マスター」を受賞しました。ウェストンは、ラングストン・ヒューズとのコラボ、マーカス・ガーベイとポール・ロブスンが与えた影響、アフロビートのスター、ナイジェリア人のフェラ・クティとの友情、そして「アフリカン・リズムがブラジル、キューバ、ミシシッピー、ブルックリンなど世界中の音楽に影響を与えたと世間が考えるようになった」功績について話します。「あのアフリカの鼓動を持っていないと、何事も起こらない」とウェストンは語ります。2010年には「African Rhythms: The Autobiography of Randy Weston(アフリカン・リズム:ランディ・ウェストン自伝)」を発表、85歳になった今も彼は世界中でツアーを続けています。

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