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2012年2月15日(水)

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  • 「アフガニスタンの現地の状況がどうなのか、連邦議会やアメリカ国民に話をするときに米軍の幹部クラスの指導者たちがあまりに真実を歪めているので、いまや真実が何なのかつかめなくなっている」これが米陸軍中佐ダニエル・デイビスが新たに発表した非難に満ちた報告の結論です。彼は2011年10月、1年に及ぶ2度目のアフガニスタン派遣から帰還し、この10年戦争がいかにひどいことになっているのかについて軍当局がアメリカ国民を惑わしてきたと言っています。アフガニスタン政府は国民に基本的な生活物資を供給することもできず、事実上、米軍基地の目の届く範囲から外れたアフガンほぼすべての部分を反政府武装勢力が支配していると彼は主張します。彼の報告書全文を入手して2月第2週にそれを出版した、ローリング・ストーン誌のマイケル・ヘイスティングズに話を聞きます。「デイビス中佐は歴史を正しく残そうとしているのです。彼はそれが正しい道だと信じているし、そのためには喜んで職を賭する覚悟です」

  • 無保険の人々の数が増え続けている中、ニューヨークの医療センターのほとんどが無保険で医療代を払えない患者たちを助けようと設定された規約を破っていることが新たな大規模調査で明らかになりました。調査対象の病院の2/3が法律に違反しているか、州のガイドラインに従っていないか、あるいは医療費補助を受けるため条件を増やすといったことを行っていました。それも州の貧困者援助基金から総計で4億6300万ドルもの補助を受けているにもかかわらず、です。3人のゲストから話を聞きます。2年にわたる今回の調査を指揮したニューヨーク・コミュニティ・サービス協会(Community Service Society of New York)からはエリザベス・ベンジャミンに来てもらいました。ジェシカ・カーティスは医療改革推進のための全米組織であるコミュニティ・カタリスト(Community Catalyst)で病院の説明責任プロジェクトの責任者をしています。これはニューヨークに限った問題ではないと彼女は言っています。ホープ・ルベルは無保険患者で、約8万8千ドルの治療代で病院に訴えられています。その病院は同じ年に5千万ドル以上の公的補助を受けています。「そんなお金がぜんぶそうした病院の銀行口座で眠っているかと思うと腹が立って腹が立って」とルベルは言います。

  • 2月15日は、共和党の州知事スコット・ウォーカーが大半の公務員の給与や手当を大幅削減するとともにほとんどすべての団交権を否定する計画を発表してから、丸1年となります。1年が経って今、ウォーカーはリコール運動のまっただ中におり、選挙違反の捜査にも直面しています。「みんな、ただ次の選挙を待っているだけではダメだと気づいたんですね」と、ネイション誌で一連の抗議活動を取材したジョン・ニコルズは言います。「政治権力が自分たちの権利を奪おうとした、あるいは何か根本的なやり方で彼らを脅したとき、彼らは街頭に出てその政治権力に抗議しなければならないことに思い至ったのです」。ニコルズは新著Uprising: How Wisconsin Renewed the Politics of Protest, from Madison to Wall Street(『蜂起:ウィスコンシンが抗議の政治を刷新した方法 マディソンからウォールストリートへ』)を上梓しました。

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