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2012年1月23日(月)

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  • 共和党大統領候補者らが、2010年のオバマ政権による医療保険改革制度の撤廃を提案しているので、国内トップの心臓専門医スティーブ・ニッセン博士に話をききます。彼のヴィオックスやアバンディアに関する調査により、米食品医薬品局は厳重な取締りを行い、両方の薬の使用を制限しました。ニッセン博士は「Escape Fire: The Fight to Rescue American Health Care (エスケープ・ファイヤー:米医療保険を救う戦い)」という、今年のサンダンス映画祭で取り上げられるドキュメンタリー映画の中で紹介されています。この映画は医療費と医療アクセスをめぐる戦いの裏側の強大な力に迫ります。「医療は、改革が行われない巨大な産業と化してしまいました。改革を進めるのが困難なように、この制度の現状維持をしようと、保険業界、病院業界、そして医師会までもが手を組んでいます。シチズンズ・ユナイテッド判決により、今回の選挙では医療保険で利益を上げることに深く関与する人たちが、巨額の資金で有権者に影響を及ぼすのではないかということを懸念しています」とクリーブランド・クリニックの心血管医学部長を務めるニッセン博士は語ります。

  • サンダンス映画祭で封切りがされた、新作ドキュメンタリー映画「ファインディング・ノース(Finding North)」は、世界一裕福なアメリカに住む子どもの4人のうち1人が、飢えに苦しんでいる状況を明らかにしています。アメリカに住む家族の3割にあたる、4900万人以上の人びとがしばしば欠食しています。大統領選の共和党候補指名争いをしているニュート・ギングリッチ元下院議長がオバマ大統領を「フードスタンプ大統領だ」と揶揄する一方で、ラジ・パテルは、貧困と食料配布券の需要率が高い理由についての話し合いが本当に必要なことだと主張しています。「有色人種の人びとが食糧不足の影響を不釣り合いに受けているのは事実です。ですが、ギングリッチが行っていることは、オバマ大統領を『フードスタンプ大統領』と呼ぶことで、貧困を人種でしるしづけているのです。彼は特定の人種が貧困という考えを誘い出しているのです。もちろん、フードスタンプを実際に受けている人びとを見れば、その大半は白人であり貧しい人びとです」とパテルは話します。パテルは人気書籍『肥満と飢餓――世界フード・ビジネスの不幸のシステム』の著者です。

  • 本日は国内最大級のインディペンデント映画祭「サンダンス映画祭」の開催地、ユタ州パークシティからお届けしています。週末、サンダンス映画祭の創設者であるロバート・レッドフォードに話を聞きました。彼は俳優、映画監督、プロデューサーとして有名ですが、活動家としての顔も忘れてはなりません。先週、カナダからメキシコ湾までを結ぶキーストーンXLタールサンド原油パイプライン建設案を棄却したオバマ大統領の決断についてレッドフォードに話を聞きました。「多額の献金を行う国会議員とのつながりのせいで、原油、石炭そしてガスはいまだに支配力という点では優位に立っています。ですが、時代は劇的に変わり、大手石油会社の思いのまま、意のままに左右されることはもうないのです」とレッドフォードは語ります。

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