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2012年1月4日(水)

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  • たったの8票差でした。ミット・ロムニーがアイオワ州共和党党員集会史上でも最もわずかの差でリック・サントラムをかわし大統領選指名争いに辛勝しました。ロムニーとサントラムは共に25%を得票し、テキサス州選出下院議員ロン・ポールが21%で3位、元下院議長のニュート・ギングリッチが4位でした。テキサス州知事のリック・ペリーは5番手に着けたことで、地元テキサスに戻って選挙戦を続けるかどうかを再検討すると発表しています。ミネソタ州選出の下院議員ミシェル・バックマンは8月に同州で行われた模擬投票では首位だったのですが、わずか5%の得票にとどまり6位に甘んじました。このデモクラシー・ナウ!の放送後にはAP通信がバックマンの選挙顧問の発言として彼女が大統領選指名獲得争いから撤退するだろうと伝えました。

  • ミネソタ州選出の下院議員ミシェル・バックマンは8月時点ではアイオワ州で支持率首位に立っていたのに昨夜の同州共和党党員集会ではわずか5%しか得票できませんでした。この結果についてバックマンの支持者でアイオワ州ティーパーティー議長のライアン・ローズの話を聞きます。ローズはバックマンの低得票は、ティーパーティー支持者たちの票が3位だったロン・ポールではなく、リック・サントラムに大挙して流れた結果だとしています。アイオワ州のオキュパイ運動が同州の共和・民主両党への抗議運動だったことについて、ローズは「彼らはオバマ大統領が約束を守っていないことを良く理解しています。オバマは人々が信用できないような選挙公約で選挙を戦おうとしている」と言います。

  • 3日のアイオワ州共和党党員集会では、州民の多くは左派右派にかかわらず、自分が強く支持する候補者に対して投票したのではなく、既得地盤で先行している候補たちへの抗議の意を表するために投票したと言っています。ペンシルベニア州上院議員だったリック・サントラムはこの集会で2位を獲得しましたが、これはミット・ロムニーに反発するキリスト教福音派の票が投票直前になって大挙してサントラムに流れたためです。「(サントラムが)成功したのは彼がこれまでレーダーに映らないステルス候補だったからだと思います。つまり基本的に(ライバル候補のだれからも)攻撃を受けなかったせいです」とずっとサントラムを取材してきたフィラデルフィア・デイリー・ニューズ紙のウィル・バンチは言います。今日は民主党のアイオワ州議会議員だったエド・ファロンにも話を聞きます。ファロンは同じ民主党員・支持者たちにも共和党の党員集会に登録・参加して過激でない候補者に投票するよう呼びかけています。フェロン自身はテキサス州選出の下院議員ロン・ポールに投票したと言っています。それはオバマに「かつて私たちが彼がするだろうと思っていたことを、今から彼が実行するようにしむける」ためにしたことだと彼は言います。「アフガンに関して、イラクに関して、イランに関してオバマにもっと圧力をかける。愛国者法や国防権限法のようなものに関しても、また、ウォール街占拠運動が示したように経済が企業によって牛耳られていることに関しても」

  • 本日カリフォルニア州とニューヨーク市の議員たちが、最高裁による「シチズンズ・ユナイテッド対連邦選挙委員会」判決をくつがえす憲法修正を求める法案を提出します。論争の的となっている、この2010年の最高裁判決は、政治的支出を言論の自由の一種と見なしたため、企業による無制限の献金が選挙運動に流れ込む結果となりました。同様の法案はすでにロサンゼルス、オークランド、オルバニー、ボルダーで可決されています。ハーバード・ロースクールのローレンス・レッシグ教授に話を聞きます。レッシグは新著で、いかにして議会での決定が金で買われ、その金で権力者たちが選挙で勝利するかを検証しています。レッシグによれば、米国では民主党も共和党もともに企業のロビー活動や無制限の選挙資金による過度の影響力に苦しんでいるということです。このため公的資金による選挙を制定する憲法修正を提案する「米国憲法制定会議」の開催を呼びかけるなど、金の影響力と戦う戦略を提示しています。

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