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2011年12月30日(金)

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  • 2011年最後の放送は今年の世界的なオキュパイ運動の顔の 1人となった人物を取り上げましょう。スコット・オルセンは24歳、イラク戦争に2度派遣された元海兵隊員です。彼は「オークランドを占拠せよ」運動で警察の発射した物体によって頭部に重傷を負いました。これまでインタビューはほとんど受けてこなかったオルセンが、命にかかわる負傷の体験、今年起きたウィスコンシン州の歴史的な大衆抗議運動や占拠運動への参加、米軍内部告発者ブラッドリー・マニングの訴追に関連してオルセン自身も同様の情報にアクセスできたという話、さらに、米軍のイラク撤兵についても話します。「私たちの集会の権利、抗議する権利、不満だらけの政府を正す権利を尊重しない」とオルセンは占拠運動への警察の弾圧を批判します。「彼らは私たちを恐怖に陥れて、(デモに)出るのを思いとどまらせようとしている。これが私たちの国の嘆かわしい現状です」。オルセンは、ケガが癒える過程で再び占拠運動や反戦抗議に参加するつもりだと言います。「2012年には、99%に合流し、反戦イラク退役軍人集会にも参加するのを楽しみにしています」と彼は言います。

  • ウラジミル・プーチン首相の統一ロシア党が議会の過半数を確保した先日の選挙で、大々的に不正が行われたという告発が続いています。これが大規模な街頭抗議など、ロシアの既成政治体制への反対運動に火をつけました。ちょうどソビエト連邦の崩壊から20周年にあたります。ロシアの金融寡占体制を支配する人たちが自由選挙を望まないのは、自由選挙を行えば、自分たちの財産を没収すると公約する候補者たちに票が集まると分かっているからです」とスティーブン・コーエンは言います。ロシアが私有財産制に移行したのは1990年代のことでした。コーエンはニューヨーク大学のロシア学の教授です。「先日の選挙は自由でも公正でもなかった。しかしこの15年ではあれでも最も自由で公正な選挙だったのです」と彼は指摘し、抗議者の大部分はロシアの中産階級だとも言います。コーエンはまた、アメリカのメディアは共産党の復活のことを見逃しているとも話します。共産党は主にロシアの広大な地方州の労働者階級に支持されており、2012年の大統領選挙ではプーチンを追い込んで決選投票に持ち込む可能性もあるそうです。

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