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2011年10月20日(木)

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  • 番組放送開始の間際に、失脚したリビアの最高指導者ムアマル・カダフィが出身地シルトの郊外で死亡したとの報がはいりました。長期にわたる支配に対する抗議が始まって8カ月になります。カダフィは、NATOによる空爆で護送車両集団が爆撃されたあとで、射殺されたと報じられています。このニュースはカダフィの故郷であり、カダフィ派の軍団の最後の主要な拠点であるシルトをリビア暫定政府が制圧したという知らせと同時に流れました。リビア情勢を追いかけてきたデモクラシー・ナウ!の通信員アンジャリ・カマトに話を聞きます。

  • ブリティッシュ・コロンビア警察は、10月20日、経済サミットでの講演が予定されているジョージ・W・ブッシュ元大統領の訪問に先立ち、警備を一段と強めています。この警備は数百人の抗議者を対象としたものですが、アムネスティ・インターナショナルもカナダ政府に対して、ブッシュを逮捕し、いわゆる「テロへの戦争」での囚人の拷問に関し、訴追あるいは容疑者身柄引き渡し措置をするよう要請しています。一方、ブッシュ政権下の米国刑務所で拷問されたという4人が、20日、カナダの地方裁判所で元大統領に対する私人訴追を行う予定です。憲法上の権利センター(Center for Constitutional Rights )とカナダ国際正義センター(Canadian Center for International Justice)はすでにカナダの司法長官に69ページの 起訴状の草稿、ならびに拷問に関するブッシュ訴訟を裏付ける4,000 ページを超える資料を提出しています。元グアンタナモの囚人で、拷問嫌疑の被害者の1人が番組に参加します。ドイツ生まれでトルコ国籍の彼は、2001年19歳の時に、パキスタンで拘束されました。「ジョージ・ブッシュは犯罪人であり、自分がやったことのつけを払うべきだと思います。私自身の場合は、無実だと証明され、悪いことなど何ひとつしていなかったのに、5年も拘束されました。無実だと証明された後にさらに5年拘留し、拷問をやめませんでした」。この訴訟で原告の支援を行っている憲法上の権利センターの上級スタッフ弁護士 キャスリーン・ギャラガーにも話を聞きます。

  • アラバマ州は、非合法滞留者と疑われる人をすべて逮捕することを警察に義務づける新法HB 56の実施により、全国の移民論争の最新の注目の的となっています。この法律によって、不法移民がかかわる労働契約の履行を裁判所が強制できなくなり、公立の学校は入学者の滞在許可の確認をすることを許されることのになります。10月の第3週、連邦控訴裁判所は同法の施行を部分的に阻止しましたが、数千人のラティーノがすでにその前にアラバマ州から逃げ出しました。州全土でラティーノが抗議のストライキを行ったことで、アラバマの多くの店や会社が休業を余儀無くされました。アラバマ州法に挑戦して訴訟を起こしている原告の筆頭である「アラバマ州ヒスパニック利害連合」(Hispanic Interest Coalition of Alabama )代表のイザベル・ルビオに話を聞きます。「私たちは人道的な危機状態にいます。HB 56 が地域社会に生み出した恐怖と混沌のレベルについてはとうてい、説明のしようがありません。... この法律は、その核心において、すべての移民に向けられたものではなく、ラティーノコミュニティを狙い撃ちしていると我々は考えています。」 とルビオはいいます。

  • オバマ政権は米国の国外退去件数が最高レベルに達したことを示す最新の数字を発表しました。米入国・税関管理局によれば、2011会計年度に40万人近くが国外退去処分となり、同局が設立されて8年で最も高い数字となりました。このデータは、ラティーノと移民の権利擁護団体が合同でオバマの移民政策に抗議して開催した全国行動の日に発表されました。抗議者たちは地方警察が逮捕したすべての人物の指紋を米国土安全保障省に提出することを義務づける「安全な地域社会」プログラムを即刻中止するよう要求しています。オバマ政権になってから100万人以上の移民が国外退去処分となりましたが、一方で移民政策改革への取り組みは滞っています。 PBSのドキュメンタリーシリーズ、フロントラインの番組”Lost in Detention”(『混迷の移民拘留』)ではオバマ政権下の移民プログラムを調査します。受賞歴のある放送ジャーナリストで、調査を主導したマリア・ヒノホサに話を聞きます。

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