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2011年9月15日(木)

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  • 9.11事件の計画に著名なサウジアラビア人が関与した可能性があるという新たな情報が出てきたことを受け、元フロリダ州知事で元上院議員のボブ・グラハムはオバマ大統領に9.11事件の調査の再開を要請しています。最近のニュース報道によると、フロリダ州サラソタの富裕層だけが暮らす塀で囲まれた住宅街に住む若く裕福なサウジアラビア人のカップルが、2001年9月11日のわずか1週間ほど前に、車3台とほとんど全財産を自宅に置き去りにして逃亡したといいます。電話記録からみて、このカップルがモハメド・アタおよびその他少なくとも10人のアルカイーダ容疑者とつながっていたのが明らかにも関わらず、FBIは、このカップルについての情報を得ていましたが、襲撃事件を調査する9.11委員会にはそれを提出しませんでした。番組では、グラハムが「この7、8年間で浮上した9.11事件に関するもっとも重要な事実」について語ります。2001年9月11日当時米上院情報特別委員会委員長だったグラハムは襲撃に関する下院合同調査委員会の議長をつとめました。彼は最近、 Keys to the Kingdom (『王国への鍵』)という題の小説を書いたばかり。、元上院議員で9.11議会調査委員会の共同議長だった架空の人物が、サウジ王国とオサマ・ビンラディンならびにアルカイーダとをつなぐ国際的な陰謀を暴露した後、フロリダの自宅近くで殺されるというストーリーです。グラハムは、2000年に出版したノンフィクション、Intelligence Matters(『諜報の問題』)がひどい検閲にあったため、小説で書くことにしたと言います。

  • 退役した将軍がグアテマラ大統領選の開票結果でトップに立ち、11月の決選投票にのぞむことになりました。もし当選すれば、オットー・ペレス・モリナは、1986年にグアテマラの軍事独裁制が終わって以来、元軍人として初めて大統領に当選する人物になります。人権団体は、ペレスが、1980年代にグアテマラでおこなわれた組織的な拷問とジェノサイドに直接関与したとして告発しています。ペレスは、主に麻薬密輸組織撃退を目指して「鉄拳」をふるうという公約を掲げて選挙に臨んでいます。ノーベル平和賞受賞者でマヤ先住民の活動家、リゴベルタ・メンチュウは、大統領選でペレスの対抗馬の一人です。デモクラシー・ナウ!では、選挙とその意義について、人権弁護士のジェニファー・ハーベリーに話を聞きます。ジェニファーの夫で共産主義ゲリラの指導者だったエフライン・バマカ・ベラスケスは、グアテマラ軍により、1992年に拷問され、殺されました。夫の身に何が起きたかを探求を記録したSearching for Everardo: A Story of Love, War, and the CIA in Guatemala(『エベラルドを探して:グアテマラの愛と戦争とCIAの物語』)の著者です。ジェニファーは、オットー・ペレス・モリナと夫の死とのつながりを示す、新たな証拠を入手しました。

  • 現在のグアテマラで表舞台に立つ人々と激動の過去を結びつける新しいドキュメンタリー映画が作られました。映画"Granito: How to Nail a Dictator"(『グラニート:独裁者を逮捕するには』)は、政治スリラーとも過去の追想とも言える作品で、グアテマラ軍と 民兵組織が20万以上を殺害したジェノサイド事件の責任者たちを捕まえるのに役立つ情報を求める何人かの40年間にわたる取り組みを追います。映画はジェノサイドへの正義を求めるマヤ先住民の運動を記録し、ノーベル平和賞受賞者で、大統領選でペレスの対立候補となっているグアテマラの先住民活動家のリゴベルタ・メンチュウにスポットライトをあてます。映画の共同監督のパメラ・イエイツを招き、映画の中心的な主題であるグアテマラの集団虐殺に関する証拠の探索について話してもらいます。それらのほとんどに、イエイツが1982年のドキュメンタリー映画"When the Mountains Tremble"(『山が揺れる時』)のためにとった映像が使われています。グアテマラ法医学人類学財団( Guatemalan Forensic Anthropology Foundation)のディレクター、フレディ・ペセレリも番組に参加します。映画は、ペセレリのチームが、真実を闇に葬ったままにしておきたい秘密組織からの脅迫に直面しながらも、軍に殺された人々を探して集団墓地を掘り起こす活動を記録しています。

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