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2011年9月7日(水)

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  • リビアでは反カダフィ派が、カダフィ派の拠点であるバニワリドも抵抗地域はいくつかあるものの、国民評議会の監督下に入りつつあると話しています。一方反体制派部隊は本日、激戦地であるカダフィの故郷シルテまで8kmのあたりにまで進軍したとしています。ロイター電によると、米政府はニジェール政府に対し、リビアから車列を作って同国に入ったとされるカダフィ政権の高官たちの身柄を拘束するように要請しました。ニジェール当局は、車列には数人のカダフィ政権幹部が乗車していたとしつつも、カダフィ本人がそこにいる形跡はなかったと話しています。トリポリの最新状況をヒューマンライツ・ウォッチの緊急事態対応ディレクター、ピーター・ブッカートに伝えてもらいます。ブッカートは先ごろ、以前は攻撃用ライフルや対空ミサイルでいっぱいだったカダフィの倉庫が、略奪されていることを発見しました。「私たちは米国や他の西側諸国にこうした武器がリビア中に流通していると警告しています」とブッカートは言います。「都市が陥落するたびにそうした武器が略奪され尽くす……私たちの行ったどの施設でもかつてあった地対空ミサイルがなくなっています」

  • ヒューマンライツ・ウォッチがリビア外務省にあった数百もの書簡を発見しました。これらは9/11攻撃の後で、米国CIAや英国MI6が行なった「Extraordinary Rendition (特例拘置引き渡し)」プログラムに、カダフィ政権が直接協力していた事実を示すものです。この文書は、CIAが、容疑者たちが拷問にさらされることを知りつつも、彼らをリビア当局に引き渡していたことを明らかにしています。リビアへ送られた最も有名な容疑者の1人にイスラム教戦士のアブデルハキム・ベルハジがいます。彼はいまリビア反体制派の軍事司令官です。2004年に身柄を拘束されたとき、ベルハジはアルカイダに関係するリビア・イスラム教戦闘団のメンバーでした。トリポリでのこの文書発見に助力したヒューマンライツ・ウォッチの緊急事態対応ディレクター、ピーター・ブッカートに話を聞きます。また、著名な英国の人権弁護士で多数のグアンタナモ収容所収容者たちの代理人を務める他、ウィキリークスのジュリアン・アサンジの代理人でもあるガレス・ピアスにも登場してもらいましょう。

  • 米国がレイバー・デイ(労働者の祝日)の週末を迎えようとしていたときに、オバマ政権は密かに米環境保護庁 (EPA) にスモッグ大気汚染を制限する計画を撤回するよう求めました。これは年間で2200件の心臓発作と23000件の喘息発作を未然に防ぐだろうと見込まれていた政策です。景気の先行き不透明なこの時期に、この措置が財界への規制の重圧を減らすことになることを願って決断したとオバマは言います。この動きは環境汚染の張本人たちとある分野の財界首脳たちにとっては重要な勝利であり、環境保護論者たちにとっては再度の挫折として捉えられています。天然資源保護協議会(NRDC)の大気清浄部長ジョン・ウォーキーとデューク大学医療センターの非常勤教授でEPAの大気清浄科学諮問委員会議長も務めたロジャー・マクレラン博士に議論してもらいます。

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