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2011年7月7日(木)

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  • オバマ政権は、自殺した兵士の家族には大統領からの弔書を送らないという、長年行われてきた米国の政策を取りやめます。オバマは、この政策転換が、戦争で精神傷害を負った兵士と家族への偏見を減らすことを望んでいると述べました。任務地へ繰り返し派遣され、心的外傷後ストレス障害を病む兵士が出るようになり、軍内での自殺が増えています。大統領弔書についての新政策は7月中に始まりますが、過去にさかのぼった適用はされません。精神障害と軍の支援をしている団体は、この政策変換を歓迎していますが、戦地以外で死亡した人にも認められるべきであり、兵士の自殺防止への取り組みがもっとなされる必要があると言っています。イラクへの2度目に派兵された際自らの命を絶った米兵チャンスラー・キースリングの両親、グレッグとジャネット・キースリング、そして、イラクでの軍務から帰国後に自殺したジェフ・ルーシーの父親ケヴィン・ルーシーに話を聞きます。

  • 石油巨大企業エクソンモービルは1日、同社の石油パイプラインのひとつが破裂し、モンタナ州のイエローストーン川に4万2千ガロンの原油が漏出した後の清掃作業に関し、高まる批判に直面しています。同社は当初、被害は川の10マイルにしか影響を及ぼさないと語り、事故を軽く見せようとしましたが、州政府担当者の話では、石油はすでにノースダコタ州境に近い240マイルにまで広がっています。この流出は、オバマ政権が「キーストーンXL」と呼ばれる、カナダのアルバータからメキシコ湾まで、腐食性タールサンドから取り出した原油を運ぶ新しい大規模パイプラインの検討を行っているさなかに起きました。このパイプラインは、イエローストーン川だけでなく米国最大の真水の帯水層であるオガララ帯水層も横切ります。イエローストーン川流域に住み、医師 に急性炭化水素暴露症と診断され短期間入院した、家族経営農家のアレクシス・ボノゴフスキーに話を聞きます。また 民間団体、天然資源保護協議会(NRDC)のアンソニー・スウィフトも参加します。

  • オバマ政権は 米国が国際的義務違反を問われる可能性があるとし、7日に予定されているメキシコ国籍の囚人の処刑を延期するようテキサス州に求めています。フンベルト・レアル・ガルシアは1994年に起きた、16歳の少女、アドリア・サウセイダの誘拐、レイプ、殺人事件で処刑される予定です。逮捕後、レアルは裁判所が任命した弁護士をあてがわれましたが、国連の「領事関係に関するウィーン条約」の下で義務づけられている、メキシコ領事館に連絡する権利を知らされませんでした。レアルの家族はいまも彼の無実を主張しており、弁護側は裁判所が認定した弁護士による不適切な助言のため、裁判は適正なものではなかったと語っています。テキサス州知事リック・ペリー、あるいは米最高裁判所による土壇場での法執行停止がなければ、レアルは午後6時に処刑される予定です。フンベルト・レアルの弁護士、サンドラ・バブコックの話を聞きます。

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