不平等や企業の強欲さに反する占拠運動が全米そして世界の各地で続いていますが、本日の番組ではアカデミー賞を受賞した映画制作者でアクティビストのマイケル・ムーアと、プリンストン大学のコーネル・ウエスト教授に話を聞きました。「(オバマ大統領には)人びとのために行動することを望みます」とムーアは語り、「人びとがいなくなることはありません。ですから、オバマは今世紀のフランクリン・ルーズベルトとして歴史に名を残す大統領になるか、あるいは、ゴールドマンサックスのふところで生きた男として記憶されるかのいずれかです」と述べます。ウェストは、「私たちが試みるのは、ウォール街で起きていることとハーレムで発生していることのあいだの繋がりを見出すことです。もし今回のような大きなムーブメントがここや世界中で続いていくのであれば、企業の強欲さを、ウォール街だけでなく、軍産複合体、刑務所産業複合体、そして企業メディア複合体にもつなげていくことができるでしょう」
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています