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2011年8月12日(金)

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  • 結婚を男女間に限るとする結婚防衛法(DOMA)の施行で、サンフランシスコで暮らすゲイの国際カップルが7年間の結婚生活を引き裂かれようとしています。米国人のブラッドフォード・ウェルズとオーストラリア人のアンソニー・ジョン・マックは共に暮らし始めて19年で、マサチューセッツ州で同性婚が合法化したときに結婚した最初の同性カップルの1つでもあります。アンソニーはHIVに感染しエイズを発症した彼の伴侶の主たる介護者でもありますが、彼は今月、国外退去処分になりそうです。オバマ政権は、異性間カップルには普通に与えられる結婚による移民許可をアンソニーには認めなかったからです。この決定は1996年に成立したいわゆる結婚防衛法(DOMA)に基づいています。この連邦法は、婚姻によって生ずる連邦法上の恩恵を同性婚には認めないとするものです。オバマ政権は最近、もはや結婚防衛法を訴訟で弁護することはないと表明しましたが、法的効力は続いています。サンフランシスコからブラッドフォード・ウェルズとアンソニー・ジョン・マックに登場してもらいましょう。また、「移民の平等」(Immigration Equality)の事務局長レイチェル・ティベンにも話を聞きます。

  • 米国の財政危機を切り抜ける道を探る使命を帯びた民主・共和両党議員から成る「スーパー委員会」が設立されましたが、私たちは何を期待できるのでしょう? 11日、下院議長の民主党のナンシー・ペロシは、両党から同数選ばれる12人のスーパー委員会の最後の3人を任命しました。彼らは、向こう10年間で1.5兆ドルの赤字削減案を11月3日までに勧告しなければなりません。「アメリカの未来研究所」(Institute for America’s Future)の創設者兼代表で、姉妹組織「アメリカの未来キャンペーン(Campaign for America’s Future)」の共同理事ロバート・ボロサージに話を聞きます。ボロサージはこの委員会の権限は議会の中でも前例のない「じつに尋常ならざるものだ」と言います。

  • テキサス州の共和党知事リック・ペリーが2012年大統領選への参戦を発表すると見られています。保守派ブロガーのエリック・エリクソンのRedState.comが主催する13日のサウスカロライナ州の会合で発表する予定です。早い時点からペリーの大統領選出馬を支持している人たちは彼を「テキサスの経済の奇跡」と呼ばれる経済復興の立役者だと吹聴してきました。もっとも、このペリーの経済的功績に関しては疑問も多く呈されています。一方、ペリーとキリスト教福音派運動急進派との親密な関係についての疑惑も浮上しています。ペリーは6日にテキサス州ヒューストンで開かれた「答え:危機にある国家のための祈りへの呼びかけ」(The Response: A Call to Prayer for a Nation in Crisis)と題した、いろいろと反対も多かった7時間に及ぶキリスト教祈祷会の開催を手伝い、そこでスピーチも行いました。この祈祷会は3万人を集め全国紙のニュースにもなりましたが、ペリーが開催に協力したキリスト教福音派に関してはわずかな関心しか払われませんでした。そんな中、テキサス・オブザーバー紙が「リック・ペリーの神の軍隊」と題する衝撃の記事を掲載しました。この記事は、急進的キリスト教のグループと、「新使徒改革」というあまり知られない運動の自称予言者たちとがペリーの大統領出馬を密かに後押ししていることを明るみに出しました。テキサス・オブザーバーのフォレスト・ワイルダーに話を聞きます。

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