10隻からなるガザ支援船団「フリーダム・フロッティラ」の1つ、乗組員8人を乗せたフランス船が、イスラエルと米国の強い圧力を受けたギリシャ当局の禁止措置に逆らい、ギリシャ領海を脱してガザに向いました。7月1日以来、船団のうち2隻が足止めされましたが、この小さな船がギリシャ当局をかわした最初の船となりました。イスラエル軍が第一回フロッティラ船団の乗員9人を殺害してから1年が過ぎ、同船団は人道物資を積み再びガザをめざしています。デモクラシー・ナウ!のアーロン・マテが、米国旗を掲げた「大いなる希望」(The Audacity of Hope)号に乗船していました。これは禁止に逆らいガザをめざして出航に成功した最初の船でしたが、出港まもなくギリシャ当局に阻止され、洋上で息の詰まるにらみあいとなりました。マテのリポートです。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています