日本政府当局は、機能が損なわれた福島第一原子力発電所に軍用ヘリコプターから水を投下させていますが、原子炉の大規模な溶融の恐れが増しています。 水は目標を外れ、発電所の原子炉と使用済みの燃料棒の冷却に失敗した模様です。「防護壁が崩れ落ち、炉心は溶融しています。格納器の損壊も予想されます。 これらの格納施設が損壊することにより、外気に向かって窓を全開にするようなことになります」とビヨンド・ニュークリア(Beyond Nuclear)のポール・ガンターは語ります。 米国の原子炉は日本の原子炉よりも安全だという専門家もいますが、調査ジャーナリスト、カール・グロスマンによると、米原子力規制委員会は1985年の報告書で、米国の100を超す原子力発電所のいずれかが20年の間に深刻な炉心事故を起こす可能性は50%にのぼると認めているといいます。 ★ 字幕動画はこちら
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