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2010年12月17日(金)

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  • 英国高等法院が保釈を決定してウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジがロンドンの拘置所から釈放されました。アサンジはスウェーデンでの性犯罪容疑で国際手配され逮捕された後、9日間を独房で過ごしていました。高等法院前での短い声明で、アサンジは支持者への謝意を表明し自らの仕事を続けることを誓いました。
  • 巨大製薬企業のファイザーが調査員を雇ってナイジェリアの法務長官の汚職の証拠を見つけ出そうとしていたことが、ウィキリークスが公開した外交公電でわかりました。法務長官の弱みを握って、ナイジェリアの子供たちを死なせた不正な未承認薬投与試験をめぐる60億ドルの訴訟を取り下げるよう圧力をかけるためです。この実験で試験員たちは投与試験の署名同意書を得ず、また医療関係者によると、ファイザーは子供たちの親に実験薬を投与することを伝えていなかったといいます。この事件では11人の子供が死亡し、他多数の子供が聴覚障害、言語障害、麻痺、脳損傷、視覚障害など重度の身体障害を負いました。2000年にこの事件をスクープしたワシントン・ポスト紙記者の1人ジョー・スティーブンズと、ナイジェリアの首都ラゴスの新聞ネクスト紙でこの事件を追ってきた記者ムシキル・モヒードに話を聞きます。
  • 製薬企業はここのところ急激に新薬の米国外での治験を増やしています。その場所の多くは規制の緩い、治験費用の格安な国々で、そのことがしばしば命に関わる結果を引き起こしています。20年前にはアメリカ人用に使われる薬の海外での治験は271件しかありませんでした。それが2008年には6500件近くになっています。しかも多くは貧乏で文字も読めない被験者を使う場所で行われているのです。バニティ・フェア誌でこの件について調査記事を掲載したばかりのジャーナリスト、ジム・スティールに話を聞きました。
  • 監視団体パブリック・シチズンが新たに発表した調査で、米連邦政府に虚偽請求した額が最高だったのは軍事産業を抜いて製薬産業だったことがわかりました。パブリック・シチズンによると、虚偽請求取締法違反の罰金として製薬産業界は過去20年間で計200億ドル近くを支払っています。わずか4企業、グラクソ・スミスクライン、ファイザー、イーライリリー、シェリングプラウで、同産業界全体の罰金額の半分以上を支払っています
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