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2010年7月14日(水)

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  • 史上最悪の天災ともいえる大地震から6カ月、ハイチが復旧にもがいています。およそ30万人が死亡、150万人以上の人びとが家を失いました。今日は首都ポルトープランスの、崩壊した大統領宮殿前に広がるシャン・ド・マールのテント村に入ってそこに暮らす人びとの声を聞きます。
  • 大地震から半年経ち、世界中から数十億ドルもの義援金が約束されていたにもかかわらず、ハイチでの復旧の成果は未だ微々たるものだと、多の人びとが語っています。問題の核心は土地の所有です。ハイチ・リベルテのジャーナリスト、キム・アイブズに話を聞きます。彼は、最新記事で、ハイチ再建暫定委員会の土地問題への取り組み方は「米国の銀行公的救済のハイチ版に等しい」と書いています。
  • 多くのハイチ地震報道に欠けているのは、現地の人びとがいかに団結して逆境に立ち向かっているかということです。ハイチ全土のテント村で女性に対する強姦や暴行はますます広がる一方です。この件に関して、ハイチの警察や国連治安部隊はほとんど役に立たないため、現地の女性たちは自衛のために団結し始めました。生き残りのための女性委員会KOFAVIVのコーディネーターであるマリア・ビヤード・アポヨンに話を聞きます。
  • シスター・マリー・フィニックはポルトープランスのカトリック慈善団体マシュー25ハウスの所長です。彼女は遅々として進まないハイチの復興について批判的です。「みんなハイチのためといろいろと策を持ってここにやってくるが、それは問題を作り出しているだけだ」と言います。「アメリカから大勢のひとがやって来くるが、彼らは本来ハイチの人間たちがやるべき仕事をやってしまっているのです。ハイチの家族を助けたいなら、その飛行機代を送ってくれと、私は言いたい。そうすればあなた方がここに来てやるのと同じ仕事を仲間たちがやれるんだから」。
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