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2010年6月11日(金)

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  • オバマ政権のBP社原油流出災害への対処の仕方に関する詳細な新調査報道が明らかにしたのは、この危機を制御不能に陥れたのは政府の監督管理の誤りと遅滞と不在だったということでした。「流出、醜聞、そして大統領」と題した記事で、ローリング・ストーン誌のティム・ディキンソンは「この大惨事への道を開いたのはジョージ・W・ブッシュだったが、BP社の掘削にOKを出したのはオバマだった」と書いています。ディキンソンは、ブッシュが定めた石油業界寄りの環境保護指針がいかに現政権の内務長官ケン・サラザールによって維持され、結果的に最悪の安全管理記録を持つ石油会社BPが殺人罪を免れるようになっているかを探っています。
  • BPのディープウォーターホライゾン掘削施設爆発が起きたのは4月20日でした。その数週間前、ウエストバージニア州のマッセイ・エナジー社のアッパービッグブランチ炭坑で爆発があり29人の労働者が死亡しました。鉱山安全保健管理局がこの災害への捜査を始めていますが、公開捜査のBP原油流出事故と異なり、マッセイの一件はなにからなにまで完全に密室捜査となっています。米鉱山労組と今回の事故遺族たちがこのほど連邦裁判所に連邦捜査の公開を求めて提訴しました。ジャーナリストのジェフ・ビガーズに話を聞きます。

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  • 2010年ワールドカップが南アフリカ共和国で始まりました。この試合の持つ最も見逃されている側面に、ラジ・パテルが目を向けます。南ア全土にまたがる数万人もの掘っ建て小屋居住者の闘争です。この1年以上、ダーバンやヨハネスブルグ、ケープタウンの貧民居住区のリーダーたちがギャングに家を追い出されたり逮捕されたり審理もなく拘束されたり襲撃されたりしてきました。ワールドカップの開催に伴い、アバフラリ・バセムジョンドロ(Abahlali baseMjondolo)という名で知られる掘っ建て小屋居住者の運動が、この苦境への関心を得ようと「ひっくり返せワールドカップ(Upside Down World Cup)」というキャンペーンが盛り上がっています。
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