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2010年5月26日(水)

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  • 石油大手BPが、先月のメキシコ湾海底油田の採掘施設爆発事故の直前、重大問題発生の警告サインが出たにもかかわらず作業を続行していたことを認めました。遅々として進まぬ流出食い止め作業は本日、「トップキル」法と呼ばれる方法を試す極めて重要な日を迎えました。この方法は噴出する原油の流れを絶つためにドリル用の重い泥とセメントを1マイルもの深さの油井に注入するというものです。ただしこの方法には流出をさらに悪化させるリスクもあります。原油採掘機器の強度の弱い部分がこの圧力を受けて吹き飛び、新たな流出につながる恐れもあるのです。何年にもわたってBP取材を続けている調査報道サイト、プロプブリカのアブラム・ラストガーテン記者に話を聞きます。
  • 今回のBPの原油流出は、米国では1989年のエクソン・バルディーズ号事件以来の最悪の流出事故です。メキシコ湾沿岸に被害が広がるにつれ再び注目を浴びてきているのが、エクソン・バルディーズ号事故でもBPに流出原油封じ込め失敗の主因があったことです。ボストン・カレッジの環境法学教授のジグムント・プラターに話を聞きます。彼はエクソン・バルディーズ号事件を調査した州任命のアラスカ石油流出委員会の法務チームを率いた人物です。
  • メキシコ湾からウエストバージニアのマッセイ炭坑まで、事故で数多くの労働者が死亡しています。ニュースレター「コーポレート・クライム・リポーター」の編集者ラッセル・マッカイバーは、企業幹部たちには彼らの監視下で起きた災害の刑事的責任を追求されるべきだと話します。マッカイバーは、炭坑労働者29人の命を奪った4月5日のアッパービッグブランチ炭坑の爆発事故に関連して、このほどウエストバージニア州政府にマッセイ・エナジー社を予謀なき殺人罪で訴追することを求めるキャンペーンを始めた市民活動家団体にも加わっています。
  • ペルーの刑務所で服役中だった米国人活動家ロリ・ベレンソンの仮釈放が認められました。ベレンソンは、ペルーの軍事法廷で頭巾で顔を隠した裁判官たちが反政府グループMRTAに協力したとして彼女に有罪を言い渡してから15年近くにわたって服役してきました。その間も彼女は一貫して無罪を主張してきました。ロリの父親マーク・ベレンソンに話を聞きます。
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