食料は平和への道:世界食糧計画ノーベル平和賞を受賞 飢餓というパンデミックを警告

2020/12/10(Thu)
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【20/12/10/1】飢えと安定した食料供給に取り組む世界最大の人道組織、世界食糧計画(WFP)が12月10日、ノーベル平和賞を受賞しました。WFPの事務局長デイビッド・ビーズリーは、授賞式で演説し、紛争、気候変動危機、そしてCOVID-19という複合的問題のために2億7000万人が飢餓に瀕していると警告しました。「多くの戦争、気候変動、飢えが、政治的、軍事的武器として広範囲に利用されていること、そして世界的なコロナウィルスのパンデミックのせいで、事態は急激に悪化しており、2億7000万人が飢餓に直面しています。彼らが必要としているものを届けられなければ、飢えのパンデミックはCOVID-19の影響を遥かに超えるでしょう」

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