『謝罪』イブ・エンスラーの新刊は虐待的な父親が書いてくれていたらと願った手紙

「私はもう待つのを終わりにします」。これがイブ・エンスラーの画期的な新刊The Apology(『謝罪』)の最初の言葉です。この本の中で世界的に有名な劇作家で活動家の彼女は、彼女が生涯待ち続けてきた言葉「ごめんなさい」を聞くことが、虐待の被害者にとってどういう意味を持つのかを想像しています。イブ・エンスラーの父親は、彼女がわずか5歳のときから少女期を通じて彼女を性的・肉体的に虐待しました。彼の虐待は計り知れないほどの肉体的および精神的苦痛をもたらしましたが、彼は自らの行動を決して謝罪しませんでした。そこでイブ・エンスラーは、父親の死から数十年経った今、彼のために謝罪を書こうと決心しました。その結果がこの素晴らしい新刊です。エンスラーはその中で、彼女の父親の視点から彼女自身に向けて書いています。この本の前書きの中で彼女は次のように書いています。「私の父親はだいぶ前に亡くなりました。彼はもう私に向けて謝罪の言葉を発することはありません。彼が謝罪をすることはもうありません。だから、それは想像されなければなりません。なぜなら想像の中では、私たちは境界線を越えて夢を見、物語を深化させ、別の結末を形作ることができるのですから」。エンスラーは、この本が「報いの時代」の青写真になることを願っていると言います。イブ・エンスラーは『ヴァギナ・モノローグ』の著者で、女性と少女への暴力を止めるための世界的な運動「Vデー」(V-Day)の創始者です。エンスラーは彼女の新刊を今も謝罪を待っているすべての女性たちに捧げています。

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