フィリピン人ジャーナリスト マリア・レッサ 大量の死者を出したドゥテルテの麻薬戦争を明るみに出し投獄の危機に

2019/4/26(Fri)
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受賞歴のあるフィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサは、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が批判者やメディアを厳重に取り締まる中で、ここ数カ月の間に2度逮捕されています。彼女は2月にサイバー上の名誉棄損の容疑で拘束されましたが、これは政治的な動機によるものであると広く認識されています。彼女は3月後半に再び逮捕されました。外国人によるメディア所有規制に違反した容疑です。ドゥテルテ大統領は長い間、ソーシャルニュースサイトRapplerの閉鎖を目論んできました。Rapplerは数千人が命を落としたドゥテルテの麻薬取締についての画期的な調査報道を掲載したサイトです。ドゥテルテは、このサイトをフェイクニュース報道機関と表現したと報じられています。独立ニュースサイトRapplerの創始者であり、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領を声高に批判しているマリア・レッサ氏に話を聞きます。

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