シカゴの歴史上はじめて:アフリカ系アメリカ人女性でゲイの女性が、史上初めてシカゴ市長に 地すべり勝利

2019/4/3(Wed)
記事番号: 
2

シカゴで有権者たちが、新たな歴史を作りました。2日、市長選でローリ・ライトフットが地すべり的大差で勝利したのです。アフリカ系アメリカ人女性が、またレスビアンであることを公言している人物が、シカゴ市長となるのは、初めてです。2月に最初の投票が行われた後、ライトフットと対立候補トニー・ウィンクルとの決選投票になりました。ウィンクルは、クック・カウンティの郡委員会議長で、元市会議員で、非常に手ごわい候補者として見られていたのに対し、ライトフットは選挙戦を戦ったことがないでない、政界のアウトサイダーでした。イリノイ大学シカゴ校の教授で、アフリカ系アメリカ人研究、ジェンダーと女性研究および歴史が専門のバーバラ・ランスビーに加わってもらいます。彼女の「ネイション」誌(The Nation)への寄稿は、「シカゴの歴史的選挙の背景をなす黒人左派運動」(The Rising Black Left Movement Behind Chicago’s Historic Elections)と題されています。

共有します