「合意なき離脱」に直面する英国 メイ首相案を3たび否決した議会は1日にも投票を実施

2019/4/1(Mon)
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英国の欧州連合(EU)離脱の期限が迫っています。議会は3月29日にメイ首相の離脱案を3たび否決したのに続き、4月1日にもブレグジットをめぐる一連の選択肢について投票を行います。英国のEU離脱日は4月12日となっています。議論される選択肢としてはEU関税同盟への残留、ソフトブレグジット、国民投票の再実施がありますが、メイ首相はいずれも拒否していました。ケンブリッジ大学英文学科の講師を務めるプリヤ・ゴパル教授に話を聞きます。ゴパルは、英国のEU離脱の決定は「ネオリベラル、自由市場、惨事便乗型資本主義の性格の強いプロジェクト」だと語ります。

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