イルハン・オマル下院議員 トランプ政権のベネズエラ特使エリオット・エイブラムスを 80年代米支援の大虐殺での役割について厳しく追求

2019/2/14(Thu)
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ベネズエラへの新特使エリオット・エイブラムスは2月13日、ニコラス・マドゥロ大統領の失脚を狙う米国の動きについてワシントンで証言しました。米国は、3週間前に野党指導者フアン・グアイドを新ベネズエラ大統領として承認して以来、ベネズエラの国営石油企業に対し全面的な制裁措置を取っており、今回の危機解決に向けた国際的対話の求めも拒否しています。エリオット・エイブラムスは右翼タカ派で、1991年にイラン・コントラ事件で、議会で偽証したことで有罪になりましたが、後にジョージ・H・W・ブッシュ大統領により恩赦されました。彼は80年代にグアテマラの独裁者エフライン・リオス・モント将軍の指導の下行われた先住民の集団虐殺と拷問を擁護しました。リオス・モントは後に集団虐殺罪で有罪になっています。エイブラムスはまた2002年、ベネズエラでウゴ・チャベス政権の失脚を狙うクーデターにも関わったとされています。ミネソタ州選出の民主党イルハン・オマル下院議員は13日、下院外交委員会で証言したエイブラムスに対し、彼の過去の行動を追及しました

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