自由への扉か?1981年の警官殺しで服役中のムミア・アブー=ジャマ=ルに再審請求の道が開ける

2018/12/28(Fri)
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元ブラックパンサー党員で受賞歴のあるジャーナリスト、ムミア・アブー=ジャマールは、1981年にフィラデルフィア市警察の警官ダニエル・フォークナーを暗殺した容疑で有罪宣告を受けましたが、本人は一貫して無罪を主張しています。27日(木)にフィラデルフィア地裁の判事が、アブー=ジャマールがフィラデルフィア州最高裁判所に再審請求を再申請することを許可しました。最初の請求が却下された当時の最高裁主席判事ロナルド・カスティーリャは、前職のフィラデルフィア首席検事時代にムミアの控訴審にかかわっていたことから、再審請求の審査からは外れるべきであったと、この判事は主張しています。この件についての最新情報をニューヨーク市立大学バーチ校の歴史学教授ジョハンナ・フェルナンデスに聞きます。彼女は「ムミアを家族のもとへ」(Bring Mumia Home)運動のコーディネーターの一人で、この事件の裁判のほとんどを傍聴しています。また、Writing on the Wall: Selected Prison Writings of Mumia Abu-Jamal(『災いの予言 ムミア・アブー=ジャマールの獄中記選集』)の編集者です。

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