空爆はつづく:シリアにおける米国の軍事的役割が終わるわけではないと フィリス・ベニスが警告

2018/12/20(Thu)
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トランプ大統領がシリアに駐留する米軍撤退を発表し、米国の平和運動家および一部の進歩派政治家や、ランド・ポール議員やマイク・リー議員を含む非介入主義共和党議員は歓迎しています。政策研究所(Institute for Policy Studies)フェローのフィリス・ベニスに話を聞きます。ベニスは、米軍の戦闘機やドローンは今後もシリア空爆をつづけるだろうと警告します。「自称イスラム国(IS)は『撃退』されたわけではありませんし、米軍はシリアに駐留しつづけるべきではありません」とベニスは言います。「テロリズムに軍事力で勝つことは不可能です。テロリズムは、社会的、経済的、国家的なものをはじめとする様々な危機から発生する現象であり、特定の国に限定されるものではありません。軍事力を使ってもぐら叩きのように対応するだけで止められるようなものではないのです」

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