戦争や米軍の爆撃、虐殺から逃れたカンボジアの人々 トランプ政権下で移民関税捜査局による身柄拘束と強制送還に直面

2018/12/19(Wed)
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記録的な数のカンボジア人が米国から本国へ強制送還されています。その中にはクメール・ルージュ政権のもとでの戦争、米軍による爆撃、虐殺から逃れて米国で数十年暮らしてきた人々も含まれています。17日、テキサス州エル・パソを飛び立ったオムニ・エアー・インターナショナル(チャーター便航空会社)の飛行機には、36人のカンボジア人が乗っていました。彼らはカンボジアの首都プノンペンへ強制送還されたのです。トランプ政権のもとで最大級のカンボジアへの送還であろうと弁護士は見ています。ケビン・ローから詳しく聞きます。彼は、「法のもとの平等を進めるアジア系アメリカ人の会 アジア系司法・コーカス」(Asian Americans Advancing Justice–Asian Law Caucus)移民の権利プログラムの専従弁護士であり、強制送還に直面している米国在住のカンボジア人とともに働いています。

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