ブッシュ(父)元大統領死去 メディアが無視する負の遺産 戦争犯罪 レイシズム 司法妨害

2018/12/3(Mon)
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ジョージ.H.W.ブッシュ元大統領がヒューストンで30日夜、94歳で亡くなりました。1988年、米国の第41代大統領に選出され、CIA長官経験者で大統領になった最初で唯一の大統領です。1981年から1989年までレーガン大統領の副大統領を務めました。これまでのところメディアは大統領在任中の業績に焦点を当て、より親切で寛大なアメリカを呼びかけた大統領として讃えています。しかし、こうしたヘッドラインはブッシュが遺した他の遺産を大幅にごまかし、無視するものとなっています。本番組では1991年の湾岸戦争、イラン・コントラ事件に関与した6人のレーガン政府高官への恩赦、人種差別的宣伝が彼の大統領当選に役立ったことなどを見ていきます。調査報道サイト「インターセプト」のコラムニスト、メフディ・ハサンから詳しく聞きます。最新記事は“The Ignored Legacy of George H.W. Bush: War Crimes, Racism, and Obstruction of Justice”(「無視されたジョージ.H.W.ブッシュの負の遺産:戦争犯罪、人種差別、司法妨害」)です。

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