ピッツバーグのシナゴーグ銃乱射事件 「ヘイトを正当化するとこうなる」 移民政策を推進したトランプ顧問を甥に持つ関係者が語る

2018/10/29(Mon)
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ペンシルバニア州ピッツバーグのスクワレル・ヒルにあるシナゴーグ「ツリー・オブ・ライフ」で27日、銃を持った男が侵入、発砲し、11人の礼拝者を殺害しました。ユダヤ人に対する攻撃としては米国史上最悪とされています。死者は、セシル・ローゼンタール、デビッド・ローゼンタール、メルビン・ワックス、アービング・ヤンガー、ダニエル・スタイン、ジョイス・ファインバーク、リチャード・ゴットフリード、ローズ・マリンジャー、ジェリー・ラビノウィッツ、バーニス・サイモン、シルバン・サイモンと特定されました。年齢は54歳から97歳まででした。そのほかに4人の警官を含む6人が負傷しました。27日朝、シャバット(安息日)の集会で信者らが集まっていたシナゴーグに、46歳の白人男性ロバート・バウアーズがライフル「AR-15」と拳銃3丁を持って押し入りました。バウアーズは「ユダヤ人はみな死ね」と叫びながら、礼拝中の人々に向かって発砲しました。フィラデルフィアでユダヤ系移民支援協会(The Hebrew Immigrant Aid Society, HIAS)の難民救済ボランティアに携わるデビッド・グロッサーに話を聞きます。グロッサーは引退した神経心理学医で、トランプ大統領の重要政治顧問で移民取り締まりを推進しているスティーブン・ミラーのおじです。

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