反体制派弾圧史 カショギ以前にも運転の権利を主張したフェミニストを標的にした過去

2018/10/17(Wed)
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サウジアラビアのジャーナリストでワシントン・ポスト紙のコラムニストであるジャマル・カショギの衝撃の死に関して、新事実が明らかとなり、国際的に怒りの声が高まっています。サウジアラビアが長年にわたり反政府活動家を標的としてきた歴史について調査報道記者のサラ・アジージャから話しを聞きます。サウジアラビアで女性の運転禁止令が廃止される数週間前にサウジ政府は、同国の著名な女性の権利活動家数人を逮捕しました。逮捕された中には、数十年にわたり女性の運転の権利を求めてきた女性が含まれています。サラ・アジージャは「危機の報道のためのピューリツアーセンター」(Pulitzer Center for Crisis Reporting)の支援を得てサウジアラビアから報道を続けてきました。調査報道サイト「インターセプト(The Intercept)」への最新の寄稿記事のタイトルは、「ジャマル・カショギは最初ではない---サウジアラビア政府は何十年も海外の反体制活動家をつけ回してきた(“Jamal Khashoggi Wasn’t the First – Saudi Arabia Has Been Going After Dissidents Abroad for Decades.”)」です。

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