アリ・バーマン:ノースダコタ州の共和党は数千人の先住民有権者たちの投票権を剥奪しようとしている

2018/10/16(Tue)
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連邦最高裁判所は、アメリカ先住民が中間選挙で投票することを困難にする新たな有権者ID(身分証明)必要条件をノースダコタ州が施行することを認める判決を下しました。ノースダコタ州の新ID法は、有権者の現住所を示す身分証明を見せることを義務付けています。しかし、保留地に住む多くのアメリカ先住民たちは郵便を受け取るのに私書箱を使っているため、多くの部族のIDはこれですでに無効になることになります。この新法によって、民主党上院議員のハイディ・ハイトカンプと彼女の共和党の対立候補ケビン・クレーマーの接戦に違いがでるかもしれません。この選挙戦は、米国の上院の先導権を誰が握るかの決定に影響すると見られています。マザージョーンズ誌の上級記者で、ネイション・インスティテュート(Nation Institute)の報道フェローでもあり、Give Us the Ballot: The Modern Struggle for Voting Rights in America(『我々に投票させよ:米国の投票権を求める近代の闘い』)の著者でもあるアリ・バーマンからも話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、"Inside the Unlikely Movement That Could Restore Voting Rights to 1.4 Million Floridians"(「140万人のフロリダ州民の投票権を回復させる、不可能に近い運動の裏側」)です。

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