新種の奴隷制か? カリフォルニアの山火事に時給1ドルで立ち向かう服役者たち

2018/9/12(Wed)
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カリフォルニアで気候変動にあおられて猛威をふるう山火事。山火事多発の季節は、年々、悪化の一途をたどっています。その内幕に迫り、増え続ける火災の最前線に立ちながら光があてられることのない男女の服役者消防士を取り上げます。同州で火災とたたかっている1万3千人の消防士のうち2500人以上が服役者です。通常の有給消防士は年平均7万4千ドルの給与と諸手当を得ますが、服役者は消火活動をしても時給1ドルを得るだけです。いくつかの推計によると、カルフォルニア州は山火事という同州最大の環境問題との戦いに服役者を使用することで年1億ドルもの節約をしています。デモクラシー・ナウ!は9日、サンフランシスコから約1時間の場所にあるデルタ・コンサベーション・キャンプの取材を行ないました。同キャンプには100人以上の男性受刑者が収容されています。ナパ郡のスネル火災での24時間シフトの作業から戻ってきたばかりの服役者消防士たちから話をききました。

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