トランプ政権はメキシコ人記者を勾留して彼の「言論の自由」を侵害した恐れありと裁判所が判定

2018/7/13(Fri)
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デモクラシー・ナウ!がこれまで入念に追ってきた、米国で勾留中のメキシコ人ジャーナリストの件で大きな動きがありました。7月11日エルパソで、連邦判事が26ページに渡る判決文の中で、エミリオ・グティエレス=ソトおよび息子のオスカーをトランプ政権が拘束していること疑問を呈し、移民局員が親子の言論の自由を侵さなかったか検証するため8月1日に審理を行うことを命じました。グティエレスが米国に亡命を求めたのは2008年、メキシコ軍内の汚職疑惑を取材したことで殺害の脅しを受けたためでした。グティエレスは過去10年間、米国に住み、米記者クラブの報道の自由賞も受賞しています。ラトガース大学法学教授で、グティエレス=ソトの件で米国憲法修正第1条の「言論の自由」の侵害を根拠に起訴を行ったペニー・ヴェニーティス、米記者クラブのビル・マカーレン事務局長、グティエレス=ソトの弁護士エドゥアルド・ベケットに話を聞きます

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