メキシコの裁判所 行方不明の学生43人の新たな捜査を監督する「真実委員会」の設置を指示

メキシコ連邦最高裁は、2014年のアヨツィナパ師範学校の学生43人が行方不明になった事件に対する政府の捜査を事実上、打ち切りとし新たな捜査の開始を指示しました。判事3人からなる審判団は6月4日、同事件の容疑者とされる数名の再審査の求めに対する判決をだしました。容疑者たちは、拷問により自白を強要されたと主張しています。これに対し審判団は満場一致で今回の事件に関する広範囲に渡る起訴は「迅速でも効果的でもなく、独立性を保つ公平なものではなかった」という判決を出しました。判事らはまた、メキシコ検事当局は重要な証拠を調べなかったとし、「メキシコ軍や連邦警察の一員による関与が疑われるのに、この方面への捜査を行った形跡はない」と記しています。アムネスティ・インターナショナルは今回の判決を、真実と正義への重要な進歩だと歓迎しています。メキシコの調査報道ジャーナリスト、アナベル・エルナンデスに更に詳しい話を聞きます。エルナンデス記者は新著The True Night of Iguala(『イグアラの夜の真実』)で、43人の学生らが行方不明になり大量虐殺されたとみられる事件へメキシコ軍兵士がいかに関与したかを明かしています。

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