メキシコの裁判所 行方不明の学生43人の新たな捜査を監督する「真実委員会」の設置を指示

メキシコ連邦最高裁は、2014年のアヨツィナパ師範学校の学生43人が行方不明になった事件に対する政府の捜査を事実上、打ち切りとし新たな捜査の開始を指示しました。判事3人からなる審判団は6月4日、同事件の容疑者とされる数名の再審査の求めに対する判決をだしました。容疑者たちは、拷問により自白を強要されたと主張しています。これに対し審判団は満場一致で今回の事件に関する広範囲に渡る起訴は「迅速でも効果的でもなく、独立性を保つ公平なものではなかった」という判決を出しました。判事らはまた、メキシコ検事当局は重要な証拠を調べなかったとし、「メキシコ軍や連邦警察の一員による関与が疑われるのに、この方面への捜査を行った形跡はない」と記しています。アムネスティ・インターナショナルは今回の判決を、真実と正義への重要な進歩だと歓迎しています。メキシコの調査報道ジャーナリスト、アナベル・エルナンデスに更に詳しい話を聞きます。エルナンデス記者は新著The True Night of Iguala(『イグアラの夜の真実』)で、43人の学生らが行方不明になり大量虐殺されたとみられる事件へメキシコ軍兵士がいかに関与したかを明かしています。

最近のニュース

2020/5/26(火)

  • フォトジャーナリストのセバスチャン・サルガド:ブラジルの無謀なCOVID対策が先住民の生存を脅かす
  • 家にいよう、安全でいよう、親切でいよう:COVID-19 抑え込みについてニュージーランドが世界に教えられること

2020/5/25(月)

  • ノーム・チョムスキーに聞く 破滅的なトランプの新型コロナ対応、WHO、中国、ガザ、グローバル資本主義

2020/5/22(金)

  • アフムード・アーベリ殺害事件で第3の白人男性容疑者が逮捕される 司法省はヘイトクライムとしての起訴を検討中
  • 警察署長の引退表明を受けFBIがブレノア・テイラー射殺事件の捜査に乗り出す
  • 下痢、脱水症、飢餓、消耗:インドではコロナ封鎖で農村部の貧困層が最も被害を受ける
  • マイク・デイビス:パンデミック最中に50州の封鎖解除で労働者は収入と健康のあいだの「ソフィーの選択」に直面

2020/5/20(水)

  • ニューヨーク市地下鉄の夜間閉鎖で、ホームレスが人であふれた避難所に収容されるなか、擁護活動家たちは定住できる家の提供を要求
  • 「生き続けよう、家にいよう、組織しよう」:バーバー牧師が、6月20日にワシントンで行う貧者のデジタルデモ行進への参加をよびかけ
  • ニュージャージーの公立学校の取り壊しに移民が抗議 7億5千万ドルかけてロバート・ウッド・ジョンソンがんセンターを建設計画

2020/5/19(火)

  • 各州が経済再開に急進 COVID-19の検査不足は米国にとっての「アキレス腱」とハーバード大の医師
  • 「メディアの白人化」:パンデミックによる予算カットが報道機関を破壊するなか「真っ先になくなる」のは多様性