弁護士マイケル・コーエンの自宅と事務所のFBI家宅捜査受けトランプがFBIとジェフ・セッションズ司法長官を非難

2018/4/10(Tue)
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連邦捜査局(FBI)は、トランプ大統領の長年の私的弁護士マイケル・コーエンの自宅と事務所、パーク・アベニューのホテルの部屋を家宅捜査しました。FBIは4月9日の家宅捜査で、大量の業務記録、Eメールと文書を押収しました。ワシントンポスト紙は、コーエンは銀行詐欺、送金詐欺、選挙運動資金法違反で捜査されていると報じています。FBIはさらに、コーエンが、ストーミー・ダニエルズとしても知られるポルノ女優ステファニー・クリフォードに支払った13万ドルに関連する文書も押収したと報じられています。コーエンは、2007年にクリフォードがドナルド・トランプと持ったと言われている関係について、彼女に個人的に口止め料を支払ったと認めています。2016年の大統領選のわずか数日前に行われたこの支払いは、連邦選挙法違反の可能性があります。今回の家宅捜査は、ニューヨークのジェフリー・バーマン連邦検察官によって承認されたといいます。彼は、トランプ大統領がプリート・バララを解雇した後にトランプ自身がおこなった人選です。バーマンは、ニューヨーク市のルドルフ・ジュリアーニ元市長の法律パートナーでした。4月9日の家宅捜査は、ロバート・ミュラー特別検察官による委託を受けた後に行われました。トランプ大統領は4月9日の家宅捜査の報道に怒りの反応を示しました。ウェブサイト「エンプティウィ―ル・ドット・ネット」(EmptyWheel.net)を運営する調査報道記者のマーシー・ウィーラーに、さらに詳しく話を聞きます。

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