南アジアでは気候変動に関連した洪水で1300人が死亡 4000万人に影響

2017/9/15(Fri)
記事番号: 
3

本日は南アジアの破壊的洪水について見ていきます。南アジアでは4100万人以上が洪水に見舞われ避難を余儀なくされています。最近数カ月だけでも、バングラデシュ、インド、ネパールでは少なくとも過去40年で最悪の洪水にみまわれ1,300人以上が死亡しました。4000万人以上が家や稼業、農作物が破壊されるのを目の当りにしました。気候変動研究者によると、今後10年間で天候パターンが変わりこの地域のリスクが高まるため、同地域での破壊的な洪水は増加すると予想されています。国連国際防災戦略事務局の報告書によると、1995年から2015年の間で洪水は天候に関する地球規模の災害の47%を占めています。影響を受けた23億人のうち95%がアジアの住民でした。ネパールのカトマンズにある国際総合山岳開発センター(International Centre for Integrated Mountain Development) の所長であるデイビッド・モルデンに話を聞きます。この団体は、アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、中国、インド、ミャンマー、ネパール、パキスタンの南アジア8か国で調査を行っています。

共有します