南北戦争のジャクソン将軍の子孫 南部連合のモニュメントの撤去を求める

2017/9/4(Mon)
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バージニア州シャーロッツビルで死傷者を出す事態となった白人至上主義者の集会へのトランプ大統領のぬるい反応に怒りが高まる中、南北戦争で南部連合を率いたストーンウォール・ジャクソン将軍の子孫に独占インタビューします。米国には1500に上る南部連合のシンボルが全国の公共空間にあります。しかし現在、多くの記念碑が取り壊されつつあります。像の撤去を求める声は南部連合の指導者の子孫からもあがっています。南部連合の将軍ストーンウォール・ジャクソンの4世代目の子孫に当たる2人に話を聞きます。ジャック・クリスチャンとウォーレン・クリスチャンはバージニア州リッチモンド市長に公開書簡を書き、同市にあるストーンウォール・ジャクソン像の撤去を求めました。二人は書簡の中で、「ストーンウォール像をはじめとする記念碑の撤去は、白人至上主義が数百年をかけて作り上げてきた人種間格差を積極的に是正する大きな取り組みの中でおこなうべきであり、それが正義だと私たちは信じています」と述べています。

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