主張:国土安全保障省(DHS)が国境越えの子どもを親から引き離すのは「国家公認の暴力」だ

2017/3/6(Mon)
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国土安全保障省(DHS)が検討している新計画は、難民を含めた入国を試みる無資格の移民家族に対する連邦政府機関の取り扱いに劇的な変化をもたらすものとなっています。ロイター通信によれば、DHSが検討している計画は、家族で国境を越えようとして逮捕された場合、母親を子どもたちから引き離すものとなっています。母親は勾留されますが、子どもたちは当初、米国保健福祉省の保護施設に送られます。テキサス州選出の連邦下院議員ヘンリー・クエイアーは、この計画を批判して、「最も重要なことは、母と子を引き離すのは間違っているということ。そうしたやり方は、国境警備の問題から逸脱して人権侵害の領域に入り込む」と言っています。「全米移民法センター」(National Immigration Law Center)常任理事マリエレナ・インカピエと話します。

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