デイビィド・ケイ・ジョンストン:セッションズ司法長官のスキャンダルも浮上 トランプとロシアの関係は公式に調査されるべき

2017/3/2(Thu)
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ジェフ・セッションズ司法長官が2016年に駐米ロシア大使と2度会見したことを米司法省が認めたため、トランプ政権は新たなスキャンダルに直面しています。これがセッションズ司法長官の議会での宣誓証言と矛盾するものだからです。1月の議会での指名承認公聴会で、当時上院議員だったセッションズは、ミネソタ州選出のアル・フランケン上院議員から、トランプ選挙事務所スタッフとロシア政府との接触について知っているかどうかを質問され、「私はロシア側と接触していない」と答えました。3月1日、ナンシー・ペロシ下院少数党院内総務は、セッションズ司法長官が「偽証したことは明らか」であると非難し、「セッションズは、わが国の法の執行最高管理者を務めるには不適格であり、辞任すべきだ」と声明を出しました。2日、ケビン・マッカーシー下院多数党院内総務と下院監視・政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee )のジェイソン・チェイフェッツ委員長は、司法省がトランプ選挙事務所スタッフとロシア政府との関係疑惑を捜査する際、セッションズ司法長官がその件について忌避するよう求めました。The Making of Donald Trump(『ドナルド・トランプになるまで』)の著者デイビィド・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。

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