控訴裁判所 トランプのムスリム入国禁止令差し止めを支持 指定された7カ国からの攻撃の「証拠なし」

2017/2/10(Fri)
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公民権擁護の大勝利です。第9巡回連邦控訴裁判所は、イスラム圏7カ国の市民の米国への入国を禁止し、全米各地で激しい抗議行動を巻き起こしたドナルド・トランプの大統領令の差し止めの停止を満場一致で退けました。判事はトランプ政権は「大統領令で指名された国からの入国者が、米国へのテロ攻撃を実施したという証拠を、ひとつも提示しなかった」と裁定しました。トランプは、場合によっては米最高裁判所へ上訴すると明言しています。憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)代表ビンセント・ウォレンに話を聞きます。「問われているのは政府の信憑性です」とウォレンは話します。

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